2003/8/13
※情報が古くなっている場合があります。
健康ブームに乗って、衰えることを知らない沖縄人気。沖縄料理レストランのオープンが相次ぎ、食材も手に入りやすくなって、「ゴーヤーチャンプル」などが家庭料理として定着しました。 |

沖縄料理がポピュラーになり、沖縄からの野菜など食材の空輸も増えたせいか、以前は東京では割高な印象だった沖縄料理が手ごろな価格で楽しめるようになりました。沖縄料理店の数もここ数年、軒並み増えているようです。以下はおいしくて、ちょっと珍しいものも含めた沖縄料理の数々。お店のインフォメーションはTokyo
世界の料理レストラン・サーチなどで調べてみてください。
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島唄楽園(六本木)のランチの「やいま定食」1300円。沖縄産の豚肉を使ったラフテーをはじめ、汁そば、じゅーしー(炊き込みご飯)など沖縄のおいしい名物料理が1人でも楽しめるお得なセット。 | ヤージ小(鶴見)のソーキそば。沖縄タウンのある鶴見には沖縄そば屋も多く、食べ歩きをしたら楽しそう。 | |
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はいさい(新橋)のミミガー。クセがなくあっさりとおいしい夏向きの一品。 | かなぐすく(鶴見)のにんじんシリシリー。沖縄のポピュラーな家庭料理だが、レストランではあまり見かけない。おいしいのはもちろん、このメニューを置いていることもポイント高い。 | はいさい(新橋)の沖縄風おでん。これも珍しい一品。豚の三枚肉や大根、こんぶをだし汁で煮込んであり、夏でもおいしく食べられる。 |
沖縄食材が揃う「わしたショップ」
沖縄県物産公社が経営する「わしたショップ」(わしたは"わたしたち"の意味)は、沖縄の食材を購入するのに便利なお店。首都圏では銀座の直営店のほか、日暮里と川崎に特約店が出店しています。特に銀座店は最近、地下にフロアが拡張され、ブルーシール・アイスクリームの売り場や、泡盛、沖縄関連本、CDのコーナーなどが登場。沖縄ファン必見のスポットとなりました。食材も沖縄の新鮮な野菜や果物、調味料などが手軽に買えるようになり、料理好きにはうれしい限りです。
●わしたショップのURL http://www.washita.co.jp/
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沖縄産の完全無農薬、青々としたゴーヤーが1本200円前後。白和えなどにして食べるンジャナ(にが菜)は1束99円。
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沖縄産の手作り島豆腐290gで200円。固めのこの豆腐でゴーヤーチャンプルを作ると、とてもおいしい。
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沖縄ハムのタコライスの素400円。那覇市長賞を受賞した商品。
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左は沖縄バヤリースのシークワーサー・ジュース、右はマルマサのミキ(お米ジュース)。ちょっとレトロな缶デザインがいい感じ。
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沖縄の箸、"ウメーシ"。5客で150円。台湾の箸にどことなく似ている。
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沖縄の出版社の雑誌「うるま」のバックナンバーも取り揃えられている。島豆腐や豚肉など沖縄らしい食材特集も。書籍コーナーには沖縄の食の本も豊富。
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沖縄タウン・鶴見に行こう!
沖縄グッズは都心でも手に入るようになったけれど、もっと生活感のある素顔の沖縄に触れてみたい。そんな方には、横浜・鶴見に行ってみることをおすすめします。JRまたは京浜急行の鶴見駅から海側に向かって徒歩約20分(路線バスもある)。鶴見川を越えた潮田地区には、沖縄出身者と沖縄にルーツを持つ日系南米人の方々が多く住み、ちょっとした沖縄・南米タウンの様相です。
何よりもうれしいのは、沖縄料理店や食材店が集中していること。沖縄料理とブラジル、ボリビアなどの南米料理を両方出すお店なども目立ちます。地元感覚なので都心より安くておいしいお店が多く、出会う人々の下町っぽい温かさと気さくさも何とも魅力的なのです。
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沖縄タウンの中心、「おきなわ物産センター」には沖縄の食材がそろう。上の写真はご進物セット。スパムやチューリップ・ブランドのポークランチョンミートの詰め合わせが並んでいたりするのが、沖縄ローカル的でおもしろい。 |
物産センターの近くにある沖縄ドリンク専門の自動販売機。シークワーサー・ジュース、ミキ、Sun Sunクリームソーダなど、沖縄のポピュラーな缶ジュースが並んでいる。 |