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バリ島の料理 ウブドの市場

ウブドの市場1ウブドの目抜き通り"ジャラン・ヤラ・ウブド"に面した「ウブド市場」は、まさにこの村の台所。野菜や果物、肉などの生鮮食料品のほか、スパイス、調味料、調理道具、おみやげまで何でもそろい、早朝から大勢の村人が買い物にやって来ます。地上と地下にまたがるかなり大きな売り場は、気をつけないと迷ってしまいそうです。

今回は、料理教室の一環として、現地人ガイドさんの案内で市場ツアーに参加しました。いかにもアジアらしい活気と雑踏。さまざまな食材が混ざり合ったもったりとした匂いに、嫌悪感をいだく人もいるかもしれません。でも、とれたての色鮮やかな野菜や果物は、きっと誰でも見ているだけでわくわくするはず。白いナスや、果物のような緑のチャヨーテ、長こしょう、巨大なニガウリ、小さなウナギ...と、見たこともない珍しい食材がいろいろと並んでいて、料理好きにはたまらなく魅力的です。

ウブドの市場2市場では女性たちが活躍していました。老いも若きも商売熱心。ガイドさんは、彼女たちの店を回りながら、ひとつひとつの食材を手に取り丁寧に解説してくれます。売り物の食材を遠慮なくもいでみたり、袋を開けたりして、日本人の私はいいのかしらとつい思ってしまうのですが、店のおばさんは鷹揚で、一緒になって説明してくれたりするのでした。一行の中には、ガイドさんの上手な口上に乗せられて?つい買ってしまう人もいたりして...。実はガイドさんとおばさんたちの間には、持ちつ持たれつの関係ができていたのですね。

 

テンペ しょうが

大豆を原料とした納豆のような"テンペ"。市場内で発酵させたものがそのまま売られている。

しょうがの種類もいろいろある。これは、オレンジのしょうが。

スパイス ナチュラル・アロマ・オイル

スパイスが袋詰めで山積みされて売られている。ただしバリ料理には、インド料理でおなじみのクミンは使わないそう。

ナチュラル・アロマ・オイル。マグノリアなど、さまざまなバリの花のエッセンシャル・オイルは、おみやげにぴったり。


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