現地出身シェフの作るウズベク料理
【八丁堀】オフィス街から路地に入ったビルの地下に、この4月にオープンしたトルコ&ウズベキスタン料理の店。代表&シェフのアモノフ・ファズリディンさんはウズベキスタンのサマルカンドご出身で、実質はウズベキスタン色の濃いお店といえそうです。
青の都サマルカンドを思わせる、ブルーを基調にした店内。サマルカンドのランドマークで中央アジア最大のモスク、ビビハニム・モスクの写真が壁一面に飾られています。ウズベキスタン人はトルコ系民族で、両者に共通した料理がありますし、日本ではトルコ料理の方が通りがいいので、トルコ料理としたのだと思われます。
しかしなががら、未だにソ連の面影で、ウォッカを置いていたり、料理にロシアン・コースがあったり、ウクライナ人ダンサーのショーがあったりするところなどは、他のトルコ料理レストランと一線を画すところ。不思議なミックス・カルチャーがおもしろいです。
ちなみに、名物料理サマルカンド・プロフ(ピラフ)などを含むウズベキスタン料理のコース3500円をいただくには、事前に予約が必要ですのでご注意。いかにもおいしそうな、ウズベク式のナン(パン)はありがたいことに、食べ放題で、ついつい食べすぎてしまいそうです。
駅から離れている上、碁盤の目のオフィス街の奥にあって道順もわかりにくいのですが、本場もののエキゾチックな異国ムードを味わいたい方はおすめしたいお店です。
参照
→ウズベキスタン料理について詳細
→ウズベキスタンの食べ物 シルクロードの料理
- お店の看板メニューともいえる、サマルカンド名物のサマルカンド・プロフ。現地では黄色いにんじんを使う。要予約。
- 羊、鶏、牛肉の盛り合わせシャシリク=シシケバブの別名。このあたりはトルコ料理などと共通している。
- ウズベキスタンらしい、中央に模様入りのパン(ナン)。モッチリ感がおいしい。お店では食べ放題で提供。
- 前菜のにんじんのサラダ。ほんのり甘くておいしい。
- ヤフナ。お店では”羊のチャーシュー”と説明されている。珍しい料理だ。
- 前菜のきゅうりとトマト、たまねぎのサラダ(トルコ料理のチョバン(羊飼いの)サラダに共通している。お皿の美しさが映える一品。
- 店内は、”青の都”ともいわれるサマルカンドをイメージして、ブルーを基調にしている。そして、サマルカンドの名所で中央アジア最大のモスク、ビビハニム・モスクの写真が大きく飾られている、。
- 羊肉入りのショルバ(スープ)。これもウズベキスタンの食卓に欠かせない料理。
- 米粉のプリン、シュトラッチ。何となく東南アジアのお米のデザートを想像するが、こちらは意外とあっさり。
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