イギリスの影響を受けた食文化
オリンピックの開会式入場順に、毎週、国旗と郷土料理からその国の魅力を知っていく「木曜は国旗弁当の日!」、今週は世界各地の移民が暮らすオセアニアの英連邦の国「オーストラリア」の国旗弁当です。
オーストラリアの主要都市であるシドニーやメルボルンには移民たちの各国料理レストランが多くある一方で、旧宗主国のイギリスの影響はいまだに強く、食文化にもそれが反映されています。たとえばフィッシュ・アンド・チップスやミートパイ。トマトソースまたはケチャップをかけた小ぶりの「オージー・ミートパイ」は、オーストラリアの国民食のひとつとも。
チョコレートソースと間違えて食べるとひどい目に合う(苦笑)「ベジマイト」を調味料に使うところが、オーストラリアならではです。野菜の酵母エキスから作られた独特な味わいのベジマイトは、半ばジョークで、同じくオーストラリアの国民食呼ばわりされてるとか、いないとか…。体にはいい食材ですけれどね。
お弁当にはオージービーフも
さて、もちろんお弁当にもその「オージー・ミートパイ」を入れました。かわいいお弁当になること請け合いです!そして、本来はブルーの国旗の地の部分は、オージービーフのステーキを(できればバーベキューで)。バーベーキューは、オーストラリアの国民的行事でもあります。小さなお弁当箱の中で、オーストラリアを存分に味わってみてくださいね。