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マデイラワイン・マスタークラス・セミナー

マデイラワイン・マスタークラス・セミナー

大西洋に浮かぶポルトガル・マデイラ島から作り手が来日

6月4日、丸の内のパレスホテルで、国内の主要なマデイラワイン取扱い業者と現地から来日したマデイラワインの作り手らを招へいしての「マデイラワイン・マスタークラス・セミナー」が開催されました。

レストラン「アピシウス」のソムリエである情野博之氏による解説を交えて、比較的若い3年ものから、40年熟成のものまで6点を試飲しながら、マデイラワインの製造法や、大西洋に浮かぶポルトガルのマデイラ島について、来日したマデイラワインのエキスパートがレクチャーを行うという、密度の濃い内容でした。

酒精強化酒であり、独特の芳醇な香りと、酸味のある甘く深い味わいが特徴的なマデイラワインは、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンや、英国王室などに愛されてきた、由緒正しきお酒。その成り立ちは、かつて世界を制したポルトガルを中心とした海洋の世界史を知るにも、大変興味深いワインです。

資料によると、2012年のマデイラワインの国別出荷量は、本国、フランス、イギリスに次いで、日本は、意外にも世界第4位だそう。しかしながら、フレンチの料理用酒としての使用がほとんどで、今回のセミナーも、マデイラワインそのものを飲んで楽しむことをもっと日本で普及させたいという、インポーターさんたちの熱い思いが集結して開催されたものだと聞きます。

はい。個人的にもぜひ広まってほしいですね。マデイラワインはデザートワインというイメージが強いですが、みそやしょうゆなど発酵食を使った料理に意外と合うとかで、これは試してみたいもの。また、100年以上前のビンテージが普通に存在し、ボトルを開封しても風味が損なわれずに長く持つという特徴があるのは、飲みたいときにちょこっと飲めて気楽。贈り物用の相手の生まれ年のビンテージが探しやすいのもうれしい限りです。

そして何といっても、あの複雑に織りなす香り高さと、美しい琥珀色~マホガニー色がたまらない!

セミナーのお話によると、現地ではマデイラワインにレモンを絞ったり、カクテルのように飲むこともあるとか。会場には、マデイラワインの品揃え世界一としてギネスブックにも認定された大塚のバー「レアンドロ」のオーナーの鈴木さんもお見かけしましたが、マデイラワインをこよなく愛する人々との出会いに触発されて、私もこれから、奥深いマデイラワインの魅力に酔ってみたいと思いました。

Yurico AOKI
青木 ゆり子

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、料理&旅行コラムニスト、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長、内閣府認定 公益社団法人 全日本司厨士協会会員、世界司厨士協会連盟会員。

雑誌記者、企業のWEBディレクターを経て2000年にサイト世界の料理 総合情報サイトe-food.jpを創設。以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどを通し、国内外の郷土料理に秘められた魅力を広め、おいしい食べもので日本と世界を相互につなぐ社会貢献を目指して活動。

著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(図書館選定図書 ポプラ社 2017)
「日本の洋食 ~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房 2018)

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