韓国・穀倉地帯の豊かな食
サイト「全州へ行こうよ」の運営者で、昨年、長年の功績が認められて、韓国・全羅北道初の外国人国際交流諮問官に任命された渡辺よしみさんらが企画された「春の全羅北道の旅」に参加。全州を中心に郊外の田舎料理を食べてきました。
韓国の田舎旅行は、言葉の問題でずっと躊躇していたのですが、幸いにも今回のすばらしい旅の企画に便乗。渡辺さんと、同じく全羅北道の国際交流諮問官で、ブログ「全羅北道・全州と忠清南道・扶餘でどきどき」の運営者である、ありりんさん、日本からの同行者プラス現地のガイドさんと一緒に、日本ではまだ知られていない穴場スポットなどを3日間かけて巡ってきました。
韓国南西部にある全羅北道は、かつて、日本とも関係の深い百済のあった地域で、その古都・全州は、百済時代の遺跡や美しい韓屋街とともに、海の幸、山の幸に恵まれた韓国随一の食の街として知られた街です。特にビビンバが有名ですね(それについては後述します)。
全州の郊外には、都の食を支えたコチュジャン作りの村や、朝鮮人参の産地、米をはじめとする豊かな穀倉地帯が点在しており、見どころがたくさんあるのです。そして見逃せないのが、漢方ならぬ韓方に基づいた薬膳料理。村で採れた新鮮な薬草を売りにして薬膳料理の食堂を開き、村おこしをしている地域にも行ってきました。