e-food.jp代表・青木ゆり子が訪ねた秋田県の郷土料理の取材旅行記です。
きりたんぽ鍋|秋田県
きりたんぽは、秋田の鹿角(かづの)が発祥とされる、米どころ・秋田を代表する郷土食。つぶしたごはんを杉の丸棒に巻きつけて焼き、みそを付けて焼いたり、棒から外して鍋にして食べたりします。毎年、新米を収穫する秋からのシーズンが、きりたんぽの旬でもあります。
だまこ鍋|秋田・南秋田郡五城目町
新米をつぶして作った、きりたんぽのボール版のような「だまこもち」は、きりたんぽの元祖ともいわれる秋田県南秋田郡五城目(ごじょうめ)町の郷土料理。だまこもち入りの「だまこ鍋」は、きりたんぽ鍋と同じ食材を使いながらも、表面を焼かないのできりたんぽよりも手軽に作れる、ちょっと家庭で真似してみたい料理でもあります。
稲庭うどん|秋田県・湯沢市稲庭
稲庭うどんは、香川のさぬきうどんとともに、だれもが認める日本のうどんのツートップ。さぬきうどんの麺がコシやモッチリ感が勝負なのに対して、うどんにしては細麺の稲庭うどんは、つるっとしたのど越しや舌ざわりのよさが決め手です。