宮崎県

e-food.jp代表・青木ゆり子が訪ねた宮崎県の郷土料理の取材旅行記です。

日本の郷土料理を訪ねる旅

地頭鶏の炭火焼き|宮崎県

みやざき地頭鶏(じどっこ)は、宮崎県や鹿児島県の旧島津領地で古くから飼育されていたという、繁殖が難しいために天然記念物に指定された在来種を原種とした鶏。生産羽数が限られているようで、宮崎に来て初めてその存在を知りました。江戸時代、この鶏を飼育していた農家の人達が、非常においしい肉であることから島津藩の地頭職に献上しているうちに、その名がついたのだそうです。
日本の郷土料理を訪ねる旅

冷や汁|宮崎県・宮崎平野地方

「冷や汁」は、もともと昔から宮崎平野で食べられていた夏の朝食の定番。火ぼかし魚(アジを火であぶり乾かしたもの)の身をすり鉢ですってすりごまと合わせたものに豆腐、みそを加えてさらにすり、冷まし湯でのばしていったものに、きゅうりの薄切りやねぎ、みょうが、青じそなどを混ぜ合わせ、食べる直前に熱い麦飯にかけて食べます。
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