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かきの土手鍋|広島県・広島

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広島が生んだかき料理の代表格

2013年の秋から翌年の春先にかけて、東京やその周辺では、各地の公園にプレハブを建てた「かき小屋」が一斉に登場して、話題を呼びました。

郊外の公園のみならず、都心の新宿・歌舞伎町でも、広島春牡蠣フェスタというかき小屋のイベントまで開催され、毎日、開業前から行列ができるほどの人気ぶり。殻付きの焼きがきが食べ放題だったり、格安な価格でざるいっぱい食べられたり、また寒くても屋内でワイワイとみんなでバーベキューができるのが受けたのだと思います。

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↑かき小屋

さて、かき小屋自体は、広島ではなく九州・佐賀県の太良町が発祥だといわれていますが、今回、東京進出の音頭を取っていたのは、日本一のかき生産量を誇る広島県。かきといえば広島を思い浮かべえる人も多いでしょうし、広島県の瀬戸内沿岸には、オイスターロードという、かき小屋が点在するエリアもあります。

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↑瀬戸内海沿いのオイスターロード

というわけで、かきづくしの料理を味わいに、かきシーズン中の広島へ。毎年1月から3月初旬にかけて、かきの特産地として知られる江田島や、安芸の宮島で有名な宮島口、広島市内をはじめ広島県の各地でかき祭りが開催され、生がきのほか、かき小屋でおなじみのシンプルな焼きがき、かきフライ、かきのバター炒め、かきの土手鍋さまざまなかき料理が販売されます。

中でも、昔、安芸郡矢野町に住んでいた土手吉助というかきの行商人が、大阪に商売に出かけて鍋物を作り、好評を博したのが始まりといわれる「かきの土手鍋」は、広島が生んだかき料理の代表格。もともとは赤みそを鍋のまわりに土手のように塗って、かきのむき身と白菜、ごぼう、しいたけなどの野菜、豆腐を煮込んだ料理です。

今回は、広島市内や、東京の銀座にも店を出しているかき料理の専門店「かなわ」さんを来訪。手ごろな価格のかきづくしコース料理の一品として、一人でもかきの土手鍋を食べることができます。

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こちらでは、プランクトンが豊富で塩分濃度が濃いという瀬戸内海の無人島・大黒神島産の小粒かきを使用しているそうで、滋味豊かなそのかきと、赤みその味がよく合います。

グツグツ煮込んだかきの土手鍋は、寒い日に食べるとホカホカと体が温まり、広島の冬には欠かせない鍋物なのだなぁと実感しました。