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加賀野菜|石川県・金沢

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夏野菜の代表は「金時草」

金沢の台所・近江町市場の八百屋さんには、東京などでは見かけない変わった野菜がたくさん売られています。郷土色の濃い野菜といえば、京野菜が全国的に有名ですが、石川県特産「加賀野菜」の独特な世界も負けていません。

夏場では、表裏で色の違う「金時草」(きんじそう。別名:水前寺菜)が、片面が鮮やかな紫色という、その色合いの珍しさからも特に目を引いていました。金沢のほか、熊本や沖縄でも栽培されているそうです。

金時草は、くきから葉だけを取って食べます。ゆでると粘りの出て、わかめのような食感。加賀料理の店「魚半」さんでは天ぷらで出してくださったのですが、近江市場の八百屋さんによれば、金時草は酢の物が一番、とのこと。独特な味わいはどちらでもおいしくいただけますが、モロヘイヤのようなぬめり感を楽しみたい場合は、酢の物の方がよさそうです。

また、ぬめりのある食べ物は体によい、などといわれていますが、「金時草には強い抗酸化作用があるポリフェノールや、血圧上昇を抑えるγ-アミノ酪酸、免疫力を高めるベータカロテンが豊富に含まれていて、すばらしい健康食だとテレビでもいっていましたよ」とは、八百屋の奥さんの弁。

そんな言葉にほだされて(笑)、その後の滞在がまだ2、3日あったのにその場で買って、暑い中、新聞紙にくるんで東京まで持ち帰ってしまったのですが、まだ青々として元気でした。きっと生命力の強い野菜なのですね。

加賀野菜のいいところは、その独自性と、地元で消費されるのが基本のためか、さほど値段が高くないことです。2015年に北陸新幹線が開通すると、金沢に行く人が増えたり、加賀野菜の名前も全国的にもっとメジャーになってブランド化が進むのかもしれませんが、このまま適正価格路線を歩んでいってほしいなぁと個人的には思います。