Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

岩国寿司|山口県・岩国

yamaguchi_iwakuhisushi

別名「殿様寿司」ともいわれる押しずし

松の木に映える美しい”日本三名橋”のひとつで、江戸時代中期から名勝として世に知られた錦帯橋(きんたいきょう)のある山口県の城下町・岩国。特産であるれんこんのほか、しいたけ、瀬戸の魚、たまご焼きなどを使った岩国寿司は、もともとは岩国城での合戦のために保存食として考案され、岩国城主だった吉川広家公が好んで食べたという、別名「殿様寿司」ともいわれる押しずしの一種です。

yamaguchi_kintaibashi

岩国城に続く錦帯橋の付近には、岩国寿司を食べさせてくれる老舗の割烹や旅館があちこちにあります。たとえば、元祖といわれている300年続く岩国寿司の宿「三原家」や、岩国が生んだ女流作家・宇野千代さんのなじみの宿で、代表作『おはん』の舞台にもなった「半月庵」…。

本当は旅館に宿泊して、宇野千代さんの生家や、岩国の天然記念物シロヘビを祀る神社などを巡ってじっくりと岩国観光を楽しみたかったのですが、今回は日程の関係で日帰りせざるを得ず、まさに錦帯橋のたもとにある1858年創業の食事処「ひらせい」さんを訪問することに。幸いタイミングよく、錦帯橋を間近にのぞめる窓際の席を案内していただきました。

yamaguchi_iwakuni2

お店ではお昼時にせっかくですので、岩国寿司とともに、煮物、天ぷら、汁物にと岩国れんこんづくしのご膳を。岩国寿司が庶民の口に入るようになったのは明治時代になってからですが、今では、土地のお祝いごとなどの席に欠かせない郷土料理になったそうです。武家の料理らしい見た目のきれいさと、保存のきく実用性。また、お寿司とともに、しっかりと味のしみた具の煮物のおいしさを楽しませていただきました。

一方、180年の栽培の歴史を持つという岩国れんこん。吉川家の家紋である「九曜紋」に合わせて、他地域では普通8個のれんこんの穴が、岩国ではひとつ多い9個あるといわれているそうですが、れんこんは「見通しがよい」という縁起物でもありますから、さらに見通しがよくなってお得なのかも(?)。シャキシャキと食感がよく、免疫力を高めるなどの効果があるといわれる健康食品のれんこんを、岩国でたっぷりいただくのもおすすめです。

yamaguchi_kintai2

アングルがいまひとつですが、窓際席の特権で(笑)錦帯橋をバックに岩国寿司を撮影してみました。窓際席はあまり多くないので、ご希望の方は開店後、早めにお店に行かれてみてください。

岩国の町には、宇野千代さんがエッセイに残した言葉があちこちで標識となっている。

岩国の町には、宇野千代さんがエッセイに残した言葉があちこちで標識となっている。

yamaguchi_iwakuni

ところで、岩国は地方の小さな町なのに外国人の姿が目立って、一瞬あれっ?と思います。ご存じのように、これは岩国にアメリカ海兵隊の飛行基地があるため。基地のある車町付近のアメリカンな雰囲気と、江戸情緒を残した、渋い風情のある錦帯橋周辺とのギャップがなかなかおもしろいですよ。

タイトルとURLをコピーしました