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南インド旅行記(2004年)1 シンガポールのリトル・インディア

南インド旅行記

インドが凝縮したエスニック・タウン

インドに行ってみたいけれど、遠いし、勇気ないわと思われる方は、まずシンガポールを旅してみることをおすすめします。

プロローグでも少し書きましたが、シンガポールには「リトル・インディア」という、インドの、主に南インドのタミル系の人々が暮らす、活気あるエスニック・タウンがあります。

街はコンパクトながらも、ヒンドゥー寺院や、南インドの食材を扱うスーパーマーケット、映画館、サリーを売る洋品店、ヨガ道場やアーユルヴェーダのクリニックまでそろっています。公共施設の案内も、くるくるっとして美しいタミル文字が併記されているんです。

上の写真は、リトル・インディアの入り口に掲げられた、インド4大祭りのひとつ「ディワーリ」の看板。私が訪れたときにちょうどシーズン中だったのですが、この極彩色からして、いかにもなインドらしさが想像できるでしょう?

食材を購入するなら、「ムスタファ・センター」という巨大なスーパーマーケットへどうぞ。スパイスをはじめ、お米、野菜、調味料、お菓子などなど、南インドそのままの珍しい食材が所狭しと詰まれていて、圧倒されます。

ムスタファセンター
これが噂のムスタファ・センター
お米
インド産バスマティー米も各種

食品は衛生的に管理され、価格は、さすがに本国ほどではないにしろ、日本で購入するよりずっと手ごろです。

また、現地出身の人々が暮らす街だけに、レストランもベジタリアン、ノンベジタリアンに分かれているのはもちろん、マドラス、ケララなどの南インド各地をはじめ、インド全域のローカル料理がズラリ。1日で広いインドを旅できたような、得した気分にもなれます。

◆リトル・インディアのおびただしいレストランの数々。レシピもついてますよ!
"リトル・インディア"のインド料理レストラン・リスト
ミールスもちろん、バナナの葉の上にカレーなどのおかずを乗せて食べる、南インド特有の定食"ミールス"(左写真)を提供するレストランもたくさんありました。
***
また、アーユルヴェーダのオイルマッサージは、本国インドほど安くはありませんが、日本円で7000円程度で受けることができます。エステではなく治療院なので、 設備はややひなびているものの、本格派です。

近代的なシンガポールの中にあるだけに、南インドに行く前の肩ならしにはぴったり。そう、シンガポールのリトル・インディアは、いうならば"日本から一番近いインド"なのです。

海南チキンライス
■おまけ■
私はシンガポールにはこれまで数度、行っているのですが、多民族国家だけに、エスニックな食べ物がとってもおもしろい国だなあと、いつも思っています。反対に、食べることにあまり興味がないと、「名所といえば、マーライオンとセントーサ島くらいでつまらない」という評価になるのかな。

資源の少ない国だから、観光客誘致に力を入れていて、"シンガポール・フード・フェスティバル"なんて催しを毎年、開催したりしていますね。

左の写真は、ブギス・ストリートに近いクラシックな安ホテル「7th Storey Hotel」(すでに取り壊されてしまいました)の1階にある、炭火スチームボートの"海南チキン"が名物のレストラン。地元の人に人気のお店で、安くておいしくて感動しました。

南インド旅行記
「トリヴァンドラム~インテリジェントなケララ州の州都」に続きます

Yurico AOKI
青木 ゆり子

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、料理&旅行コラムニスト、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長、内閣府認定 公益社団法人 全日本司厨士協会会員、世界司厨士協会連盟会員。

雑誌記者、企業のWEBディレクターを経て2000年にサイト世界の料理 総合情報サイトe-food.jpを創設。以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどを通し、国内外の郷土料理に秘められた魅力を広め、おいしい食べもので日本と世界を相互につなぐ社会貢献を目指して活動。

著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(図書館選定図書 ポプラ社 2017)
「日本の洋食 ~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房 2018)

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