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香港・マカオ・広州の旅(2001年)

香港の旅(2001年6月)

香港へは過去に何度か旅していますが、今回は、日本ブームが加速しているような印象を受けました。

セブンイレブンやワトソンズのお菓子売り場や化粧品売り場に目立つ、ポッキー、あられ、などなど日本語のパッケージ。以前は英語表示だったようなものも日本語(ひらがな、かたかな)表記になっています。

またちょっとした地元の食堂に入ると、若い店員が日本語で返事をしてきます。日曜日のゴールデンタイムにはテレビでキムタクと常盤貴子主演のドラマ「ビューティフル・ラブ」が放映されていました。”優の良品”とか、”こげぱんのこげ”とか、不思議な日本語をあちこちで見かけたり。。。日本からの旅行者は、おかげで居心地がよくなったのですが、昔の広東語オンリーの古めかしいパッケージを、ちょっといとおしく思ったりしますね。

ジョルダーノという香港ブランドの衣料品は、以前はベネトン路線でカラフルな若向け安物カジュアル衣料というイメージがあったのですが(原宿に出店してすぐにつぶれましたっけ)、今はロゴも路線もすっかり変えて、まるでGAPかユニクロと見まごうばかりとなっていました。色彩は地味めに絞り、やや高級っぽくなりました。店に入ると店員が、ようこそジョルダーノへ、と英語であいさつしてきます。ケース入りのキャミソールが50翻コンドルと、まあまあ手ごろな価格です。

今回は香港から広州に行ってみました。九広鉄道で香港から約1時間半と近いのですが、中国に返還されたといっても、旅行者にとってはまだまだ壁があります。厳重な出入国のゲートもあります。シンセンに入ると雰囲気ががらっと変わり、広州も10年前と比べてずいぶん近代的になってびっくりしたけれど、それでも香港に帰ってくると、すごい垢抜けた都会に感じたりするのでした。

人の顔つきも違うんですよね。それに近代的になったといっても、中国のメインランドでの買い物方法は、薬局などでは、店員に書き込んでもらったものをレジに持っていってお金を払ったらまたもとの売り場に戻って商品を受け取るという、まどろっこしい方法が健在でした(デパートなどではさすがに直接レジで買えましたが)。

もちろん店員は事務的で無愛想。でもこのひとすじ縄でいかないところが、中国にきた~って旅情をかきたてるから不思議です。ちなみに、香港に押しかけてきたメインランドの人たちと、香港人との複雑な葛藤や深いギャップは、香港映画などで垣間見られます。

銀行は香港ドルを入れるとそのまま換算して元が出てくるマシンなどがあって便利になりました。地下鉄も快適でした。自動販売機で行き先を押してカードを買い、ターンスタイルに通すというまったく香港と同じ方式でした。九広鉄道が乗り入れている広州東駅から、繁華街の公園前駅、市場のある駅まで直通で行けて便利です。

それでも1元均一のバスに比べると値段は高いのですが。。。九広鉄道は快適そのものです。車両は最新式の2階建て。ホンハム駅の改札を抜けるとすぐに出国ゲートがありちょっとびっくりします。空港みたいで。で、プラットホームからすでに中国になった感じです。列車のドアの前には制服姿の若い女性アテンダントがちょっとこわばった笑顔で迎えてくれます。そして広州側の広州東駅もホームを抜けるとすぐにだだっぴろい入国ゲートがあります。どちらの駅もまだ新しくてとてもきれいです。

中国旅行社にはお世話になりました。JCBプラザで中国ビザの情報を調べましたが、ここはJCBカードが使える旅行社しか紹介しないのが欠点。同じ即日発行のビザでも旅行社によってかなり値段が違い、日本語の通じる旅行社は概して値段が高めです。

そこで、一番値段が良心的なのが中国旅行社。朝10時にパスポートを預けて同日18時にはしっかりビザができあがって420香港ドル。JCBプラザの紹介した旅行社では600香港ドルでした。また、地球の歩き方・香港・マカオ編の中国ビザ情報で、ワンチャイにある中国ビザオフィスに直接行く方法の中で、土曜日が午前中はオフィスが開いていることになっていますが、実際は開いていないようです。

ちなみに中国旅行社では、列車やバスの予約・発券も定価でできます(週末は特に混むし、中国側でチケットを買うのはわずらわしいので、ここで予約・発券を済ませておくことをおすすめします)。場所はチムチャッツイのネイサン・ロード沿いととても便利。また香港-広州間の自社バスも運行していて、何かと便利な5つ星ホテル中国大飯店から乗れます。

広州中国大飯店の中にある食街(フード・ストリート)は、お昼の2時半から5時まで点心がどれも1皿5元になるサービスをやっています。上海ショウロンポウ、包子、シュウマイ、各種デザート、煮物などなどメニューも割と豊富で、高級レストランでこの価格はとてもお得でしょう。サービス料が10%つき、お茶も無料ではありません(1ポット5元。ただし好きなお茶が選べます)が、それでも悪くないと思いました。4つくらいのカートが各テーブルを回って好きなお皿を選べます。

ミラドール・マンション香港の1泊目はJHCのクーポンで予約していったチムチャッツイのインペリアル・ホテルに泊まりました。中国への返還直前に高騰した香港のホテル代も今ではすっかり落ち着き、このホテルもシングル6500円(すべて込み込み)、これは定価の半額くらいです。実はホテルのホームページから予約するとこの価格にさらに朝食つきだというのを後で知りましたが。。。

ただこのホテル、場所は非常に便利だけどあまりよくありませんでした。部屋が湿っぽくて壁が薄く、おまけに設備も古めかしいといった具合です。ですので翌日、同じ通りの並びにあるミラドール・マンションの中の美林賓館に引っ越しました。

こちらは部屋の広さこそベッドとテレビでいっぱいになってしまう狭さだけど、シャワー、トイレ、エアコン、テレビと必要最低限の設備があって、そこそこ新しく清潔です。値段は200ドル。宿のおじさんとおばさんがとても感じがいいのも救われます。近所には重慶マンションという有名な安宿ビルがあるんですが、こちらは違法建築で非常階段がわかりにくいこと、それに入り口にはインドだかアラブのなれなれしいおやじがたむろしていて雰囲気はサイテー。

火事になったらこわいです。実際、ボヤもしょっちゅうあるらしく、私も1度、消防車がビルの前に泊まっているのを見たことがあります。ミラドールの方も厳密には違法建築かもしれませんが、とりあえず非常階段が目立つところにあり、中央が吹き抜けで風通しがいいこと、それに住んでいる香港人もいて子供が走り回っていたり、生活感があって落ち着いています。エレベータが若干広くて新しく、重慶のようにすし詰めになることがほとんどないのも評価高いです。

マカオレストラン

マカオ料理の食堂が香港でもブレイク中?そこいら中に食事処があるのに、いつも外に人が並んでいるのは、マカオ料理のレストランでした。ポルトガルと中華、それにインド、アフリカのエッセンスが混ざった、大航海時代の産物のような料理といえましょうか。

カスタードパイが超美味で6香港ドルという安さ。値段はどれもおおむね安く、メニューは豊富。カレーそばとか、パンに揚げた豚肉とたまねぎをはさんだメニューが2000個売る大ヒットとか、お店の外に張り出されていました。

“食は広東に在り” 香港&広州食べ歩き

"食は広東に在り" 香港&広州食べ歩き

香港 Hong Kong
←行列ができるほどブレイク中。チムチャッツイにある
マカオ料理のレストラン。

「マカオ・レストラン」のカスタード・パイ。6香港ドル(約90円)。甘さ控えめでおいしい!これまで2000個を売ったという、 「マカオ・レストラン」の定番、"ローストポーク・サンド"。香港の朝食といえば、お粥。エビとホタテ入りワンタンメン。
元祖・牛乳プリンのお店「義順」。香港内に3店舗ある。 「義順」の黄色いたまごプリン。 そして、白い牛乳プリン。 やはりこれが一番おいしい。 マンゴープリン、マンゴーシェイク… などなどがそろう人気のマンゴー専門店。

中国に返還直後、さびしくなってしまった印象を受けた香港の街に再び活気が戻ってきたようです。少なくとも、旅行者の目からはそう見うけました。

香港といえば、グルメの街。私にとって、香港に来る楽しみの半分は食べることといっても過言ではありません(^^;)。年に1度は行くと何かしら新しい発見があるのは驚きです。というわけで、短い期間でしたが、香港と、およそ10年ぶりの中国・広州を旅行してきました。

で、今回のテーマは「マカオ料理」です。本当はマカオに行けばよかったのでしょうが、ひどい嵐で断念しました。そこで、JCBプラザ香港支店のお世話になり、香港で人気のマカオ料理レストランを教えてもらいました。場所は、九龍サイドのチムチャッツイ「楽街」にあります。手頃な値段と豊富なメニュー、多少の珍しさのせいかいつ通りかかっても現地の人が外で行列していました。

マカオ料理は、かいつまんでいえばポルトガル(ヨーロッパ)料理と中華料理に、インドやアフリカのエッセンスをちらっとかけたような、とでも申しましょうか。メニューは、売れ筋のローストポーク・サンド、カスタード・パイ(おいしい!)、ポルトガル風コーヒー、ポルトガル風パスタ、カレー麺、カニカレーなどと洋食、中華交えてバラエティでした。

広州 
Guanzhu

←中国でも主食のお米。いろいろな種類が。


何だと思います?実は、これサソリの子供のうじゃうじゃ状態。フライにして食べると精がつくそうな。渡り鳥(すでに死んでいる)が造作なく吊るされていたりする。いろいろな種類の生きた野鳥がすし詰めで売られている姿が圧巻。朝とってきたばかりなのか、実にイキがいい。かわいいウサギだが、これも食用。しばらく市場を歩いていると、こんなもんじゃ驚かなくなる?!
路地から出てきたおばさんがぶらさげていたネコ。たぶん食用。 ペット売り場の子犬。もちろん食用ではないんでしょうが、その差って…? カメゼリー屋の店先に置かれた甲羅。カメゼリー屋は香港にもあるけれど、大陸ではもっと具体的(笑)。 まともな飲茶。超高級ホテルのレストランでも、1せいろ5元(約80円)!食の都は食べ物の価格も安いのだ。

10年前に訪れたときから比べて、広州の街は驚くほど近代化されていました。超高層ビル、快適な地下鉄、西洋風のデパートなどなど、街のシステムはほとんど香港と変わらないように見うけました。

「広東では、椅子以外の四足のものは何でも食べる」。「広州の市場には食用のイヌやネコが並んでいて、裏で解体している」…。なんて話を聞いていましたが、欧米人観光客の団体が頻繁に訪れるようになったせいでしょうか、ウサギや鳥類、虫類、カメを除いて、大通りでは彼らが毛嫌いするような食用の動物は見かけませんでした。

それでも、広州から香港に戻ってくると、香港が非常に垢抜けた都会に見えたりしますね。近代化されたといっても、大陸的プリミティブな魅力はまだまだ残っています。たとえば、先の市場で売られている食材の種類の豊かさとイキのよさ! 

また"カメゼリー"という漢方デザートを売る店がありますが、香港のおしゃれな店構えと違って広州ではいかにも薬膳屋のようでした。たくさんのカメの甲羅が造作なくれんがの蒸し器の上にかぶせたあったりします。

漢方薬(中医薬)もそうですが、香港よりも大陸の方が薬効が高いようですね。イヌでもネコでもおいしいから食べるというほかに、体にいいから食べるという発想があるのでしょう。医食同源。まさに「食は広東に在り」という言葉を実感しました。

また、広州のよさは香港に比べて食事代が安いことです。たとえば、広州有数の超高級ホテル、中国大飯店の中にある食街(フード・ストリート)は、お昼の2時半から5時まで点心がどれも1せいろ5元(約80円)になるサービスをやっていました。

上海ショウロンポウ、包子(肉まん)、シュウマイ、各種デザート、煮物などなどメニューも割と豊富で、味はもちろんお墨付きです。カートが店内を回って好きな食べ物を選べます。お茶は無料ではありませんが、1ポット5元でウーロン、ジャスミン、ポーレイなどから好きなお茶が選べます。

というわけでたった中2日で、できるだけがんばって食のリポートをしてきました。

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郷土料理を訪ねる旅