日本の郷土料理を訪ねる旅 つけあげ (さつまあげ)|鹿児島県・薩摩地方 「さつまあげ(薩摩揚げ)」のことを、本場の鹿児島では「つけあげ」といいます。鹿児島県西部、薩摩半島北西部にある串木野(いちき串木野市)が発祥の地と名乗っており、弘化3年(1864年)頃、中国福建省文化の流れを汲む琉球文化との交流から、魚肉のすり身にでん粉と混ぜて油で揚げた「チキアーゲ」という食べ物が伝わり、これが訛って「つけあげ」になったといわれています。 2013.11.01 日本の郷土料理を訪ねる旅鹿児島県九州地方の郷土料理