クリーチ|ロシア正教会のイースターブレッド

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ロシアの復活大祭に欠かせないパン

クリーチは、イースターエッグやパスハというお菓子とともに、ロシア正教会の復活大祭(イースター。パスハともいうが、復活祭といわないことに注意)に欠かせないお菓子のようなパン。ウクライナやベラルーシ、ブルガリア、セルビアなどの東欧の正教会でも同様なパンを食べます。

クリーチやイースターエッグを描いたウクライナの切手(2013)

また、ロシアの影響を受けた日本正教会にも同様の習慣があります。ロシア正教会はユリウス暦を採用しているため、復活大祭の日も西暦(グレゴリオ暦)からおよそ2週間あとにずれていることに注意。日本正教会はユリウス暦を採用しながらも、グレゴリオ暦にも配慮しているようです。

復活大祭のパンは、ロシアにキリスト教が根づく前のはるか昔、春の儀式にパンを焼いていた古いスラブの影響を受けたともいわれています。

クリーチは、復活大祭の日の礼拝後に司祭によって成聖される伝統があります。ロシア人はクリーチを復活大祭後の40日間、ペンテコステ(五旬祭)までの期間にしか食べません。

またクリーチはロシア各地でさまざまなバリエーションがあり、通常は「家」を模して小~中型の円筒型に作ることが多いのですが、ここでは、大勢の人と一緒に切り分けて食べるときに便利な、ひとつの大きな型で焼いています。

復活大祭も復活祭も、キリスト教徒にとっては生誕祭(クリスマス)よりも宗教的に大切なお祝いです。そんなことを想い出しながらクリーチ作りにトライしてみてくださいね。

クリーチ Kulich кулич レシピ

【材料】1台
<生地>
小麦粉(薄力粉) 1kg(ふるっておく)
ドライイースト 12g
塩 小さじ1
砂糖 100g
たまご 2個  (黄身と白身に分け、白身はメレンゲにしてアイシングに使用)
バター 150g
牛乳 2カップ(温めておく)
ぬるま湯 大さじ3
植物油 大さじ3
バニラエッセンス 数滴(カルダモンやナツメグを加えてもよい)
レーズン 適量(入れなくてもよい)

<アイシング>
卵白 2個分(生地に使ったたまごの白身を使用)
粉糖 150g(ふるっておく)
レモン汁 少々

<トッピング>
ドライフルーツ 適量(カラフルなアラザン、ミニミンツなどでもよい)

【作り方】
1.生地を焼く。ボウルに小麦粉とドライイースト以外を入れて混ぜ、別のボウルに入れて混ぜた小麦粉とドライイーストに少しずつ流し入れ、よくこねる。ラップをかけ、温かい場所で1時間ほど発酵させる。

2.1が発酵したらガスを抜いて再びこね、丸いパン型に入れる(ひとつの大きい型に入れてもよいし、小さな型に小分けしてもよい)。210度に予熱したオーブンで30分程度、様子を見ながら焼く。

3.アイシングを作る。材料をフォークでゆっくり混ぜる。

4.2が焼けたら、3のアイシングをすぐかける。ドライフルーツをトッピングしてできあがり。

※XとBの文字を飾りで入れることもあります(ロシア語でX=ハリストス、B=復活の意味)。

ロシアでのクリーチの作り方手順(動画)

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