ツフ|古代メソポタミア料理

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ボルシチの元祖?古代メソポタミアのビーツ・スープ

「バビロン捕囚」の時代からあったといわれる古代メソポタミアのビーツ・スープ。米イェール大学とハーバード大学の研究チームが読み解いたバビロニアの粘土板に刻まれたくさび型文字によるレシピを、日本の家庭でも作れるような食材に置き換えてみました。

ビーツ(テーブルビート、火焔菜=かえんさい)は、一説には中東、ヨーロッパ一帯で新石器時代から食用とされてきた、大変古い歴史を持つ野菜です。

ビーツは紀元前3000年の古代エジプトで遺跡が発見され、また紀元前800年のバビロニアの空中庭園で育てられていたというアッシリア文字の記録も残っているとのことで、古代メソポタミアでビーツが食べられていたのは確かなようです。古代ローマでは根を薬用として用いていました。

さて、ツフはウクライナのボルシチによく似ています。ボルシチは16世紀頃にスラブ民族の間で誕生したといわれていますが、国家喪失によって離散したユダヤ人を介し、長い年月をかけてウクライナに調理法が伝わったのかも、などと想像すると夢が広がりますね。

※バビロン捕囚:前586年、ユダ王国が新バビロニアに征服され、ユダヤ人がバビロンに連行され、捕囚となった事件。

ツフ Tuh’u レシピ

【材料】4人分
・羊ラム肉(角切り)200g
・ビーツ(生のものは皮をむく。缶詰またはレトルトのものでもよい。1cm程度のさいの目にカット)200g
‌・たまねぎ 中1個(みじん切り)
・にんにく 1かけ(すりおろす)
・コリアンダーの葉 1束(2~3cm程度にカット。トッピングに使用する分を少し取っておく)
・クレソン 1束(みじん切り)
・青ねぎ 2本(細かくみじん切り)

・植物油 大さじ2
・バター 大さじ2
・コリアンダーシード粉 小さじ1
・クミン粉 小さじ1
・塩 小さじ1程度
・ノンアルコールビール 200ml
・水 200ml

【作り方】
1.なべに植物油とバターを入れて混ぜ、鍋底全体に広げてラム肉の表面を強火で焼く。

2.1にたまねぎを加えて透き通るまで炒める。

3.ビーツ、クレソン、コリアンダーの葉、コリアンダーシード粉、クミン粉を加えて混ぜながら香り立つまで火を通す。

4.3にノンアルコールビールと水を注ぎ、材料を混ぜ合わせて沸騰させる。

5.4ににんにくと青ねぎを加えて混ぜ、塩で味を調える。

6.そのまま弱火で45分程煮込む。

7.6をスープ皿に盛り、コリアンダーの葉を飾ってできあがり。

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