海南鶏飯|シンガポール料理

シンガポール料理

シンガポールの代表な料理

中華系、インド(タミル)系、マレー系…と多民族が集い、美食の街(国)として名高いシンガポールの代表的な料理のひとつ。その名の通り、中国の海南島から伝わったといわれています。

海南鶏飯は現地では”ハイナン・チーファン”(または”ハイナン・チキンライス”)といいます。鶏肉からだしを取って、そのだし汁でごはんを炊き、肉と一緒に食べ、さらに残りのだし汁をスープとして一緒に食すという、食材にほとんど無駄のない(笑)料理です。

ところで、ヨーロッパのオランダにも同じように、食材の残ったゆで汁をスープにして飲むヒュッツポットという料理があります。シンガポールもオランダも、こんな日ごろの食生活の質実剛健ぶりに経済安定の要因があるのかな、などと想像してしまいます。

さらに海南鶏飯の方は、さすが世界三大料理の中華の流れを汲むだけに、安い食材でできるのに、後味引くほどおいしいのがすばらしい。シンガポールのホーカー(屋台)の定番食でもありますね。

ちなみに、タイにもカオマンガイという類似の料理があります。

以下はシンガポールの熟練シェフによる海南鶏飯の作り方動画です。参考になさってみてください。

シンガポール料理について詳細

海南鶏飯 Hainanese Chicken Rice レシピ
【材料】
鶏むね肉 4枚
米 2カップ タイ米がよい。洗っておく。
しょうが 4cmくらい すりおろす。
植物油 小さじ1/4
濃口しょうゆ 大さじ2 できれば中国しょうゆ。
塩 小さじ1
チリソース 適量
きゅうり 1本 薄切り
万能ねぎ 1本 薄切り
チキンストックの素 1個
香菜(パクチー) 適量 お好みで
水 1リットル

【作り方】
1.大きめの鍋に水1リットル程度を入れて沸かし、チキンストックの素を入れて溶かす。
2.1に鶏肉を入れ、中まで火が通るまで10~15分程度、弱火に落としてゆでる。
3.2の鶏肉に火が通ったら取り出して、氷水で5分ほど冷やし、取り出しておく(ゆで汁はとっておく)。
4.別の鍋に植物油をしき、しょうがの半分の量と塩少々を入れて、しょうがが香りだつまで炒める。
5.4に米を入れ、軽く炒める。
6.5に3のゆで汁2と1/2カップを加え、軽く混ぜてふたをし、焦がさないように気をつけながら12分程度炊く。
7.小皿にすりおろしたしょうが、チリソース、しょうゆの3種類のソースを用意する。
8.ゆで汁の残りに塩を入れて味付けし、万能ねぎを浮かべてスープを用意する。
9.お皿に6のごはん(お好みで香菜を飾る)、2の鶏肉(食べやすいようにカット)、きゅうりの薄切り、3種類のソース、スープを添えてできあがり。

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