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皮蛋痩肉粥(ピータンと豚肉のおかゆ)|香港料理

香港の代表的なおかゆ

「食在広州」の名の通り、広州および広東省は、中国の食の中心地。香港では、広東料理の流れを汲みつつも、洗練された香港料理としてすでに確立された感もあります。

香港の広東料理の最高峰店のひとつ「福臨門」の料理など食べると、調味料はシンプルかつ最低限で、いかに食材の味を生かすかに注力されているのかがよくわかります。

と、前置きが長くなりましたが、香港の朝食の定番で、代表的なおかゆである「皮蛋痩肉粥」も、そんな広東料理の真髄が生きたシンプルな味付けの一品です。

痩肉とは、脂身の少ない赤身の肉のこと(なのでヘルシーです)。圧力鍋を使えば、消化がよくお腹にやさしいトロトロのおかゆも比較的短時間で作れてしまいますよ。

以下は香港発の皮蛋痩肉粥の作り方の動画です。参考になさってみてください。

皮蛋痩肉粥 レシピ 4人分
【材料】
米 1合
水 カップ10
豚肉 200g 脂身の少ない肉がよい。塩こしょうして片栗粉を薄くまぶしておく
ちんげん菜 3~4枚 食べやすい大きさにカット
ピータン 1個 縦に2つ切り
ザーサイ 適量
ホタテ貝柱スープの素 大さじ1 鶏がらスープの素でもよい
しょうが 適量 千切り
青ねぎ 2本 細切り
白ごま油 少々
油条(油で揚げたパン) 適量 お好みで

【作り方】
1.お米を洗って水を切り、白ごま油をまぶして置いておく。
2.圧力鍋にふたをせず水を入れてわかし、1と塩、ホタテ貝柱スープの素、しょうが、青ねぎを加えてふたをし、強火で30分炊く。
3.しばらく鍋をそのままにして圧力が抜けたらふたを開け、豚肉、ピータン、ちんげん菜を加えて15分ほど続けて煮る。
4.3を茶碗に盛り付け、ラー油をひと回しし、香菜、ザーサイを飾り、お好みで油条をちぎりながら入れてできあがり。

Yurico AOKI
青木ゆり子

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、料理&旅行コラムニスト、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長、内閣府認定 公益社団法人 全日本司厨士協会会員、世界司厨士協会連盟会員。

雑誌記者、企業のWEBディレクターを経て2000年にサイト世界の料理 総合情報サイトe-food.jpを創設。以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどを通し、国内外の郷土料理に秘められた魅力を広め、おいしい食べもので日本と世界を相互につなぐ社会貢献を目指して活動。

著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(図書館選定図書 ポプラ社 2017)
「日本の洋食 ~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房 2018)

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