青バナナを使った添え物料理
カリブ海に浮かぶアメリカのコモンウェルス(準州)・自治連邦区であるプエルトリコ。19世紀末までスペインの植民地だったため、今もスペイン語がメインで話されています。
プエルトリコといえば、50年代のミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」にも描かれていたように、ニューヨークに一大コミュニティがあり、多くのプエルトリカン移民が暮らしています。その人口は、プエルトリコの首都サンファンよりも多いとか。古くはサルサ、最近ではレゲトンなど、音楽をはじめとする独自のヒスパニック文化をニューヨークにもたらしました。
さて、プエルトリコの料理は、近隣の同じく旧スペイン領ドミニカ共和国などと共通したものも多々あります。このモフォンゴも、青バナナやチチャロン(豚の皮。このレシピでは代用としてベーコンを使用)といった、ラテンアメリカでポピュラーな食材を使用しています。
モフォンゴは単独で食べよりも、オニオンリングや豚肉のフライ、スープなどの添え物として食べることが多いようです。
モフォンゴ Mofongo レシピ
【材料】
・青バナナ 大1本(小3本) ※青バナナが手に入らない場合はじゃがいもまたはさつまいもで代用。青バナナは東京では御徒町・アメ横センターの地下などで買えます。
・ベーコン 200g
・にんにく 1かけ すりおろす
・オリーブオイル 適量
・塩 少々
・たまねぎ 1個 輪切りにして小麦粉&水&たまごのたねにぐくらせて揚げ、フライドオニオンを作る。豚肉のフライなどでもよい。
【作り方】
1.青バナナを輪切りにして、両面を軽くオリーブ油で炒めて、つぶす。
2.フライパンにベーコンを入れて油を出し、にんにくを加えて一緒に炒める。
3.ボウルの中に1のつぶした青バナナ、2のベーコン&にんにくを入れて、塩を加えてよく混ぜる。
4.フライドオニオンに添えて、できあがり。
モフォンゴの作り方手順(動画)
プエルトリコ発のシェフが作るモフォンゴの作り方の動画。参考になさってみてください。