なすシチュー|リベリア料理

汎西アフリカ的な料理

1847年、アメリカ合衆国の解放奴隷が建国した西アフリカの国リベリア。アメリカの影響を受けているのは、国旗のデザインや、公用語が英語でプロテスタントのキリスト教徒が多いことからもうかがえます。

ジャズの巨匠デューク・エリントンが1947年に発表した「リベリア組曲(Liberian Suite)」というアルバムがあるのですが、そこでは、リベリアの奴隷から解放された自由を表現されています。

リベリアはアフリカではエチオピアに次いで古い独立国なのですが、残念なことに近年は内戦での荒廃も伝えられています。

さて、料理の方は、アメリカ南部の料理が行ったり来たりで逆輸入されていたらおもしろいなぁなどと思っていたのですが、全般的に汎西アフリカ的。ただし、西アフリカでは珍しい、アメリカ風のオーブン焼きの手法が伝わっています。

そして、アフリカの料理でもDumboy(=フーフー)やFestivalといった、アメリカ風の英語の料理名がおもしろいです。なすのシチュー(Eggplant Stew)もそんな料理のひとつといえましょう。

リベリア料理について詳細

なすシチュー Eggplant Stew レシピ 4人分
【材料】
牛肉 250g シチュー用角切り
なす 450g 皮をむいて角切り
たまねぎ 半個 みじん切り
トマト 1個 みじん切り
トマトピューレ 大さじ1
とうがらし 2本
乾燥魚 半分
固形コンソメ 1個
塩 少々
黒こしょう 少々
ピーナッツ油 適量
水 適量

【作り方】
1.フライパンにピーナッツ油を入れ、なすを炒める。
2.1に牛肉を加え、色づくまで炒める。
3.2にたまねぎ、トマト、トマトピューレ、とうがらし、固形コンソメ、塩、黒こしょう、ひたひたの水を入れて20分ほど中火で煮込む。
4.乾燥魚をフレーク状にして、3に加え、さらに30分弱火で煮込んでできあがり。

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