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アンジェロ|ソマリア料理

ソマリアのシンプルなパンケーキ

アラビア湾に面した東アフリカの「アフリカの角」と呼ばれる半島にあるソマリア。海賊や紛争地帯のイメージが強いですが、そこから分裂した国連未承認国家のソマリランド(旧英領ソマリランド)は治安の安定した地域であり、ノンフィクション作家・高野秀行さんの著書「謎の独立国家ソマリランド」と続編「恋するソマリア」にその全容が詳しく記されています。

ソマリ人の民族性は勤勉でまじめ。アメリカのミネソタ州ミネアポリスやオハイオ州コロンバス、ヨーロッパではロンドンやバーミンガムなどに内戦で難民となったソマリ人の一大コミュニティがあります。

アンジェロ(Anjero、Anjera、CanjeeroまたはLaxooxと呼ぶことも) は、ソマリ人が日常的に食べているシンプルなパンケーキ。隣国エチオピアの「インジェラ」と似ていますが、雑穀テフの粉が主材料となるインジェラに対して、アンジェロの方はテフ粉は少量またはまったく使わずに、小麦粉が主材料。白とうもろこし(メイズ)粉を混ぜることもあります。

味にクセのあるインジェラよりも食べやすく、おやつとして、おやつとしてはちみつとごま油を少しかけて食べるととてもおいしいですよ。

e-food.jpのドキュメンタリーフィルム・シリーズ「世界のエスニックタウン」の取材・撮影で訪れたミネアポリスで、ソマリ人シェフからアンジェロの焼き方を習い、その後、日本でとある機会に高野秀行さん自身とソマリ人のご友人に、日本にある食材や調理器具を使って作り方をレクチャーしていただきました。

最初はなかなかきれいに焼くのが難しいかもしれませんが、おたまの生地を中心から外側に輪を描くように広げていき、ふつふつと泡が立つタイミングで少しひっくり返してみてください。うっすらとしたきつね色に焼けるまで待つのがコツです。

慣れるまで何度も練習してみましょう。フライパンよりもホットプレートや鉄板の方がきれいに焼けると思います。


↑はちみつとごま油をかけるとこんな感じになります。焼きたてのアツアツが最高です!

以下はソマリ・フード・ネットワークによるアンジェロの作り方の動画です。参考になさってみてください。

アンジェロ Anjero レシピ
【材料】
小麦粉 4カップ(全粒粉でもよい)
とうもろこしの粉(白っぽいもの)1カップ(あれば)
塩 小さじ1/2
ぬるま湯 3~4カップ(粉の分量によって加減する)

ごま油
はちみつ

【作り方】 4人分
1. 小麦粉、とうもろこしの粉をボウルの中でよく混ぜ、少しずつぬるま湯を加えてよくかき混ぜる。
2. そのまま2日間、温かい場所に置いて発酵させる。
3. フライパン(あればホットプレート)に薄くごま油を塗り中火にして熱する。2の生地をおたま1杯分すくってパンケーキのように伸ばしてふつふつと泡が立つまで焼く。
4. 3をお皿に乗せて同じようにどんどん焼いていく。こま油とはちみつをかけてできあがり。