イタリア国旗 ナポリ(イタリア)の料理

Napoli, Campania  -Italy この地方の料理のレシピ・リンク集世界料理マップについて


南イタリアでもっともおいしい料理


今日、広く世界でイタリア料理と考えられている食べものの多くは、ナポリの料理だといわれます。それは、故郷を見限り、職を求めて海を渡ったナポリの移民が世界に流布した結果です。

ナポリのもっとも代表的な料理は、現在ではイタリア全土でポピュラーなピッツァ、そしてマカロニ(ちなみにピッツァは、日本には、戦後、GIとして来日したアメリカのイタリア系移民ニコラ・ザペッティが初めてもたらしました。その元になった店「ニコラス・ピザハウス」は、経営者が変わったものの、今も六本木で営業を続けています)。

ナポリ料理の特徴は、安い材料でボリュームがあり、変化に富んでいること。北イタリアの料理が経済的な豊かさを反映したものならば、南イタリアを代表するナポリの料理は、自然の恵みを最大限に工夫しながらも、貧しかった頃の面影が今もどこかに残るものといえそうです。

とはいえ、ナポリとその周辺のカンパニア州は、南イタリアでもっとも料理のおいしいところ。南イタリア料理に欠かせないトマトは、16世紀に南米大陸からもたらされたものですが、現在ではイタリアで原産地よりもおいしいトマトが作られるようになり、南米に逆輸入されているほどです。

ナポリの定番ピッツァは、ピッツァ・マルゲリータ((19世紀の王女を称え、トマトと水牛の乳から作るモッツァレラ・チーズ、バジルの葉でイタリア国旗の色を表している)と、ピッツァ・マリナーラ(トマトソースとオレガノ、ニンニクなど)というシンプルな具で、かの地では、この2種しかメニューにないピッツェリアが存在します。またハムやモッツァレラチーズ、リコッタチーズ、パルミジャーノチーズをピッツァの生地で半月状に包みオーブンで焼いたカルツォーネも、ナポリの伝統料理として知られています。