ベラルーシの料理
ベラルーシ共和国 Republic of Belarus |ヨーロッパ →この国の料理のレシピ・リンク集|世界料理マップについて
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じゃがいもや豚肉料理がポピュラー
国土面積の半分近くを森林が占め、1万以上の湖があるという、森と湖の国ベラルーシ。旧ソ連から独立して、現在はロシア、ウクライナ、ポーランド、リトアニア、ラトビアと国境を接し、スラブ系のベラルーシ人(国名は、スラブ語で「白ロシア」の意味)が国民の大半を占める内陸国です。↓クリックすると詳細な グーグルマップが見られます。 |
ベラルーシ |
ロシアやポーランドなど隣接国に影響を受けながら、よく食べられている食材は、18世紀にベラルーシにもたらされたじゃがいもをはじめ、キャベツ、豚肉、淡水魚(ザリガニを含む)、そしてライ麦パン。豊かな森で採れたキノコやベリー類が料理に使われることも多いようです。
特にじゃがいもは、第二のパンといわれるほど。豚肉をサワークリームで煮て、パンケーキを添えたマチャンカ(Machanka)や、生の豚肉から作るソーセージ、サワークリームを添えたじゃがいものパンケーキのドラニキ(Draniki)、サワークリームを添えて供される赤いビーツのスープのボルシチ、ガルブツィ(ロールキャベツ)、ブリヌイ(クレープ)、前菜のビーツとニシンのサラダ(毛皮のコートを着たニシン)などが、中でもポピュラーな料理です。ハーブのディルやパセリ、にんにくなどが味のアクセントに活躍しています。
ドリンクでは、ウォッカ(Harelkas)や、アイスワインのような味のする、ノンアルコールの発酵した白樺の樹液のジュース(Biarozavik)がベラルーシの伝統的な飲料であり、ロシアでも飲まれている、麦芽やパン、砂糖、ミント、果物などから作るクワスがポピュラーです。
ガルブツィ(ロールキャベツ) | ドラニキ | ブリヌイ |
■参考文献
Cultural Profiles Project
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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ベラルーシは、森や湖の多い、自然豊かな国です。
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