スパイスをふんだんに使った辛い料理
南インド・アーンドラ・ブラデーシュは、1953年に当時のハイデラバード州(旧ニザーム王国)と、マドラス州のテルグ語圏が合併してできた州(旧ニザーム王国部分は2014年にテランガーナ州として分離)。土着のドラヴィダ系ヒンドゥー教徒のテルグ料理や、ハイデラバードに影響された料理があります。
テルグ料理は米を主食に、スパイスをふんだんに使った辛い料理が特徴的。レンズ豆やトマト、タマリンドを多用し、ピクルスの種類が多いことも際立っています。インドの他の地域と同様に、イスラム教徒は非菜食、高位カーストのヒンドゥー教徒は菜食であることが多いようです。