ニューワールドを超えた未知の国のワインを



↑近年脚光を浴びているインド・ワインの数々

ワインの歴史や生産地を探る

近年、漫画「神の雫」の影響もあって、日本の近隣国(特に韓国、中国、台湾)でもワインがポピュラーになってきました。

それと同時に、これらの国でワインの生産が盛んになってきており、特に中国は生産量も消費量も急激に増えて、世界有数のワイン国になろうとしています。一部のヨーロッパの航空会社では、中国西域(新疆ウイグル)の品質の安定したワインを機内提供用にするなど、今やワインはヨーロッパ、そしてアメリカ大陸やオーストラリアを中心とする、いわゆるニューワールド(NEW WORLD)と呼ばれるワイン以外のものも多く目につくようになりました。

そもそもワインは古代メソポタミアの時代からビールと共に人類の嗜好品として誕生し、コーカサス地域での量産を経て地中海世界へ広まったもの。現在、私たちがワインといったら真っ先に思い浮かべるフランスを中心とするヨーロッパ圏にワインが根付くのは、歴史的にはかなり後になってからといっても過言ではないでしょう。

もちろん、ワインをより奥深いものとして文化的に成熟させたフランスの力は大きいものだと思います。ただ、私たちが様々な国を旅する時、それぞれの国にワインがあり、その土地でその土地の人々と酌み交わすワインは代えがたいものがあり、現在、世界各国の料理店が集まる日本では、そんなワインを味わえるチャンスがあるわけです。

フランスのボルドーやブルゴーニュ、イタリアのスーパートスカーナなど素晴らしいワインは数多くありますが、私は勉強不足でもあるのでそのあたりは専門家におまかせして、このコラムでは、実際に自分で旅したり、日本でさまざまな国の人と出会い味わった、未知の国のワインを紹介していきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

※この記事は、e-food.jpのメールマガジン「世界料理通信」2008年11月-2010年4月に連載されたコラムを加筆・訂正・更新したものです。


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