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フランコフォニーのお祭り2017|アンスティチュ・フランセ東京


世界のフランス語圏の国々が集結

3月25日にアンスティチュ・フランセ東京で行われた「フランコフォニーのお祭り2017」に行ってきました。ちょうど桜が咲き始めた春らんまんな時期に、フランス語という共通言語で結ばれた世界のフランス語圏の人々と文化が集い、仲間内のような和やかな雰囲気がすてきでした。

そしてもちろん、まず目指すは料理のコーナー(笑)。アンスティチュ・フランセ東京の中庭が開放され、フランスやカナダのケベック、スイス、旧フランス領だったモロッコやコートジボワール、ブルキナファソ、トーゴなどアフリカ諸国のブースが集い、お国料理が販売されました。


↑こちらはトーゴのまるごと白身魚のフライとガリ(キャッサバ粉)、トマトソースベースの白黒豆(パンダ豆)の煮込みがけ。色合いといい、味といい、料理センスが抜群です!


↑こちらはコートジボワールの「アローコ」という揚げたプランテーン(調理用バナナ)のフライ。ナイジェリアでは同じ料理を「ドードー」というのですが、アローコの方はトマトソースなど添えたりして気を利かせてくれたのがうれしかったです。


↑一方、お隣のブースはベルベル人の方々が経営するモロッコ料理レストラン「モロッコタジンや」さんのブース。アルガンオイルを料理に使ったり、こちらもまた民族の誇りと美食の追及を感じさせてくれるお店です。


↑そしてお店でもおなじみの、ベルベル人の民族衣装で砂漠の民のライブを。


↑こちらはフランス資本によりアフリカ諸国で販売している「Castel」ブランドのビール。「Flag」はモロッコのビール。イスラム教徒の多い国でもアルコールにはゆるい感じ。


↑上記2点はカナダのフランス語圏、ケベック州のブース。太っ腹にもコーヒーとメイプルリーフのビスケットを無料で振る舞われていました。おいしかったです。


↑スイスもフランス語を公用語のひとつにしています。スイスといえばチーズフォンデュですが、こちらで販売していたのは、歩きながらでもチーズフォンデュが楽しめるという、画期的な(笑)商品でした。


↑こちらが会場の出店国マップ。他にベルギーや、マダガスカル、ブルキナファソ、コンゴ民主共和国などが参加していました。

フランス語圏の美食文化

いつも思うのですが、アフリカ諸国などの旧フランス領の国々には、言語とともにフランスの美食文化もしっかりと受け継がれていて、同じような食材を使った料理でも旧フランス領以外の隣国(ありていにいえば旧英国領)と比べて盛り付けがおしゃれだし、調理法にもちょっと工夫がされていたりして、なんだかおいしいんですよね。

今回はコートジボワール、トーゴの料理などでそれを実感しました。トーゴのブースで出してくださった、しっかり油を切った揚げたてカリカリの白身魚のフライは見た目もおいしそうですし、味もピカ一でした。

旧宗主国でなくても、ヨーロッパではフランス語が公用語とするベルギーも、美食の国として誉れ高いですね。フランスの名のつくところに美食あり、とふだんから関連づけておくと、おいしい料理にありつけそうです(笑)。

profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、世界の料理レシピ・ミュージアム館長。
2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、料理講師、レシピ開発のほか、在日大使館や大使公邸などでのシェフとしても活動。
プロフィール詳細
著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)


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