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ロシア・サンクトペテルブルクへ小旅行


ロシア正教会のクリスマス

キリスト教徒の多いヨーロッパの国々では、クリスマスイブとクリスマス当日にお店が閉まったり交通機関が間引き運転になって旅行者の滞在にはあまり適しません。そこで、フィンランドのヘルシンキからクルーズでロシアのサンクトペテルブルクに小旅行をしてみました。

ロシア正教が多く信仰されているロシアでは約2週間遅れのユリウス暦でキリストの生誕を祝うため、グレゴリオ暦の12月24、25日は通常営業なのです。ヘルシンキからサンクトペテルブルクへのフェリー渡航は72時間内の滞在であればロシアのビザが免除され、この時期は格安料金に。家族連れの観光客に大人気です。

夜間運行クルーズのため時間に無駄がないのもメリット(ホテルのようなきちんとした個室でよく眠れました)。フェリー泊の日帰りツアーが出ていますが、ロシアの入国審査に非常に時間がかかるので市内宿泊プランをおすすめします。

有名なエルミタージュ美術館をはじめ、サンクトペテルブルクの街は建物もヨーロッパ色が濃く、ツリーなどが飾られて他のヨーロッパの国々と同様に華やいだ雰囲気。ただしこのツリーはクリスマスよりも新年を祝うものだそうです。また、ロシアのサンタクロースは大晦日にやってくると考えられているとか…。

街にはサラートオリヴィエやビーフストロガノフといった定番をそろえたロシア料理店のほか、ジョージアやアルメニアなど旧ソ連諸国のレストランもちらほら見かけます。

ヘルシンキ~サンクトペテルブルク間を往来するプリンセス・アナスタシア号は、北欧のバルト海沿岸を運行するフェリーに比べると豪華ではありませんが、内部に国際色豊かなレストランが軒を並べ、ロシア人スタッフがロシア式のクリスマス特別ショーなどでゲストをもてなしてくれます。短い滞在期間でもロシアを堪能することができました。


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profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

雑誌記者、企業のWEBディレクターを経て2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を創設。以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献を目指して活動。
プロフィール詳細
著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)

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