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汁もの


いかすみ汁|沖縄県

漢方では婦人病や貧血、心臓の痛みなどによいとされるいか(アオリイカ)の墨と、かつおだしを使って作る「いかすみ汁(いか汁)」はもともと、クスイムン(薬もの=薬になる食べ物)という、中国の医食同源に相当する沖縄の薬膳料理のひとつです。

カニ汁|鳥取県・境港

漫画家・水木しげるさんの生まれ故郷である境港は、カニ(松葉ガニと紅ズワイガニ)の水揚げが日本一という、カニの町でもあります。9月の紅ズワイガニに続いて11月初旬は松葉ガニ漁が解禁となり、観光客の集う境港水産物直売センターには、新鮮なカニがズラリ。なかなか圧巻です。

しじみ汁|島根県・宍道湖沿岸

「宍道湖しじみ」としてブランド化もされている特産品のヤマトシジミは、海水と淡水が混ざり合う汽水域にしか生息しない、まさに宍道湖の恵み。近年は漁獲高の減少をいわれているのが残念ですが、松江のおみやげもの売り場には、今も変わらずしじみの商品がたくさん売られています。

せんべい汁

せんべい汁|青森県・南部地方

鶏肉や野菜の入った醤油ベースの汁に小麦粉を原料にした南部せんべいを割り入れて煮込んだ「せんべい汁」は、近年「八戸せんべい汁研究所」というところが中心になって「B-1グランプリ」のゴールドグランプリを獲得、八戸のB級グルメとして全国にも知られるようになった料理。本場の味を覚えようと、いざ八戸へ行ってみることにしました。

いちご煮|青森県・三陸海岸沿岸

ウニとアワビを使ったぜいたくな潮汁「いちご煮」は、岩手県との境にある青森県階上(はしかみ)町が発祥の名乗りを上げる、三陸海岸沿岸の郷土料理。八戸やその周辺でも、お店のメニューにあったり、缶詰やレトルトになってあちこちで売られています。

まめぶ汁|岩手県・久慈

東日本大震災の時に炊き出しとして知れわたるようになり、さらに2013年のNHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」に登場してブレイクした「まめぶ汁」。全国のご当地グルメを競う2013年の「B-1グランプリ」では全国5位に選ばれ、今や、都内をはじめ他県で行われる岩手フェアでも目玉商品になるほど、知名度がアップしました。

ひっつみ

ひっつみ|岩手県・盛岡

水で練って固めた小麦粉をひっつまんで(つかんで)鍋に投げ入れることから名がついた岩手の郷土料理「ひっつみ」。そのひっつまんですいとんを入れる様子をどこかで見てみたい…と思い、見つけ出したのは、盛岡市の繁華街から離れた住宅街にある「神子田(みこだ)」の朝市でした。

こづゆ|福島県・会津

こづゆは、会津を舞台にした2013年のNHKの大河ドラマ「八重の桜」にも何度か登場した、会津藩の武家・庶民を問わず、冠婚葬祭やお祭り、お正月に食べられてきた郷土料理。別名を「ざく煮」ともいいます。

芋煮

いも煮|山形県・庄内地方

毎年9月上旬から10月上旬ごろにかけての東北地方では、河原にグループが集まってさといもや肉の入った鍋料理をつつく「いも煮会」が、年中行事のように盛んです。発祥地は山形県。しかし、そもそも山形に親戚も友達もいないのに、いも煮を食べたいときはどうすればいいのか….。そうだ、羽黒山へ行こう!

のっぺ汁

のっぺい汁|新潟県

のっぺい汁は、野菜やきのこ、たけのこ、鶏肉、さといもなどを煮込み、とろみをつけた典型的な田舎汁。日本全国に分布している食べ物ですが、主に新潟県の郷土料理と認知されることが多いよう。それはどうやら、田中角栄氏がもっとも好物にしていた食べ物だったことと関係がありそうです。

具雑煮|長崎県・島原地方

「具雑煮」は、この島原の乱のときに一揆軍の総大将でカリスマ的な存在だった、若干16歳の天草四郎とキリシタンの信徒を含む3万7千人の一揆軍が、3ヵ月間におよぶ幕府軍との戦いに貯えた兵糧がもとになったと伝えられている、島原地方でお正月を飾る郷土料理です。

冷や汁|宮崎県・宮崎平野地方

「冷や汁」は、もともと昔から宮崎平野で食べられていた夏の朝食の定番。火ぼかし魚(アジを火であぶり乾かしたもの)の身をすり鉢ですってすりごまと合わせたものに豆腐、みそを加えてさらにすり、冷まし湯でのばしていったものに、きゅうりの薄切りやねぎ、みょうが、青じそなどを混ぜ合わせ、食べる直前に熱い麦飯にかけて食べます。

だんご汁|大分県・大分

「だんご汁」は、小麦粉をこねて薄く延ばしたすいとんのようなおだんごと、野菜やきのこ、肉が入った味噌汁仕立ての大分の郷土料理。かつては冬の夕食の定番で、とろっと汁に溶けたおだんごがほっこりと温まります。

そば米雑炊|徳島県・祖谷地方

玄そばを塩ゆでして陰干しし、乾燥させて殻を落としたものを、徳島では”そば米”と呼びます。そば米雑炊は、菜っぱやねぎ、にんじん、大根などの野菜や豆腐を入れて普段食べたり、そば米を増やしたり鶏肉を加えてじゃこでだしを取ったお雑煮にし、お祝いやお正月など晴れの日の料理にしたそうです。

あんもち雑煮|香川県・坂出

香川県の坂出市は、2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」でも描かれていた、保元の乱に敗れて讃岐に島流しされた崇徳上皇ゆかりの地。都(京都)風の白みそを使ったあんみそ雑煮は、崇徳上皇をめぐる京都との交流から誕生した、讃岐特有の郷土料理です。


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