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タイ北部 旅行記(3/31-4/4/2000)

【チェンマイ】

チェンマイといえば先日、物騒なニュースを聞きました。最近、この町で外国人旅行者を狙った犯罪が多発しており、タイ警察が本格的に捜査に乗り出したというのです。何でも、ゲストハウスを根城に犯罪が行われているのだとか。

このニュースは少なからずショックでした。仏閣が多く、、タイのアーティストが集まる静かで上品なたたずまいという印象を、私はこの町に持っていたからです。しかし、チェンマイ出身のタイ人によると、ここ10年ほどでこの町もずいぶん様変わりしたそうです。確かに、欧米人バックパッカーが闊歩し、団体旅行客が観光バスで大挙して訪れる町ではあります。これまでのどかだった町が観光客の流入で治安が悪くなってしまう。これは世界的な現象なのかもしれませんが、何だか悲しいですね。

さて、今回は私にとって初めてのチェンマイでしたが、滞在は、日程の都合でたった2日間でした。その間にしたことを書き連ねます。

●1日目:
タイ航空国内線のバンコク発午前便でチェンマイに飛び、空港のカウンターでホテルを予約(Pong Ping Tower Hotel。ナイトバザールの隣ということで決めたが、外国人の団体客が泊まるようなところでよくなかった)。ホテルにチェックイン後、まずは目星をつけていたタイ料理の学校、「チェンマイ・タイ・クッキング・スクール」に明日の予約しに行く。欧米系女性がにこやかに対応してくれ、すんなり完了。この界隈には、ゲストハウスや旅行代理店、タイマッサージ屋、インターネットカフェとともにタイ料理学校が並んでいる。

そこからホテルに戻り、ホテル前の旅行代理店を通して、郊外にある温泉公園へ行くため車をチャーター(公共の乗り物がなかったため)。ここの温泉は入浴できるが、週間の違いのせいか日本とかなり方式が違う(→写真など詳細は「世界のゆ(湯) タイのイエローストーン」を参照)。

夜はホテルの隣にあるナイトバザールへ。タイのクラフトや衣装、食べ物などのおびただしい出店がところ狭しと並んでいた。ほかにタイボクシングの試合やダンス、フードコートなどもあって、まるで遊園地のよう。観光客向けにタイの民族衣装で記念撮影できるスタジオなんていうのもあり、記念にトライ(5ショット650バーツ)。メーキャップをして衣装を着せてもらい、カメラマンの指示に従ってポーズをとるという、ひとときモデル気分を楽しめた。こういう旅の恥はかきすてなら許されるでしょ?何と画像処理用にマックとフォトショップ(たぶん)まで用意されていた。

●2日目:
ホテルをチェックアウト後、朝10時から夕方4時までずっとタイ料理教室に参加(これでワンレッスン!)。会場はThe Wokという名の一軒家レストランの一角。屋根つきの屋外で16人くらいの参加者が集まっていた。ツアコンのノリのタイ人男性による授業は英語。そのため生徒は欧米人ばかりで日本人は私一人だったが、日本で中学の英語の先生をやっているという隣のイギリス人男性が、何とうちのわりと近所に住んでいることがわかってびっくりした!

教室の終了後、近くのインターネット・カフェでメールをチェック(メール・チェックなら今やノートPCを海外に持ち歩く必要はないのでは?中国の昆明、インドのデリー、ローマなどにも日本語フォン対応のマシンがあるらしい)。トゥクトゥクで空港に向かい、バンコクに帰る。


チェンマイ郊外の温泉公園。
入浴もできるが、個室式。
冷房のない、暑い気候の中の
温泉はきつかった。

温泉たまごも。こちらは竹かご
にたまごを入れて、甘いタイ醤油を
つけて食べるのがポピュラーらしい。

タイ料理スクールの模様。みんなで
おそろいのエプロンをつけて、
みんな和気あいあいに授業が進む。

チェンマイ観光の目玉のひとつ、
ナイトバザール。実にたくさんの
店が出ている。

山岳民族の衣装を身につけた
売り子。実はただのタイ人という
ケースも多いらしい。この人は?

ナイトバザールの外。たくさんの
トゥクトゥクが行き交い、
夜遅くまでにぎやか。

ナイトバザールのスタンド屋。カラフル
な照明がとても美しく、幻想的。

ナイトバザールではムエタイ
(タイ・ボクシング)の試合も
行われている。観光客向け。

ナイトバザールで買ったもの。
民族衣装調のかわいい服も
いろいろあった。
値引き交渉も慣れれば楽しい。


【チェンライ】

タイ、ラオス、ミャンマー、中国と国境を接するゴールデン・トライアングルを、チェンライから現地ツアーでまわってきました。

バンコクからチェンライまではタイ航空の国内線を利用。バンコクの旅行代理店で往復4,460バーツ(最も安いMクラス。空港税込み)でした。7月のタイ北部は雨季でオフシーズンです。そのため、現地に到着したのは午後7時を回っていましたが、ホテルは予約しておらず、空港から電話して予約を入れました。

目星をつけていたのは、タイ人の奥さんを持つ日本人男性が経営するTourist Innというゲストハウス。部屋が空いているということなのでタクシーでそこを目指しました。チェンライ観光の拠点ともいえるナイトバザールにも歩いて行ける場所です。1泊350バーツ(エアコン、バス,トイレ付き)。タイのゲストハウスとしては中級クラスくらいでしょうか。食堂つきで、まあまあ快適。目の前にはインターネット・カフェがありました(ここが非常に安くて、1時間20バーツ!)。

1日目のツアー


1日で2カ国の国境を越えるという、ゴールデン・トライアングルならではのツアー。ここはミャンマーとの国境。国境越えってどこでもドキドキするものですね。


タイ側のメーサイからミャンマー側のタチレイへ。街の雰囲気ががらっと
変わるのが国境越えおもしろさのひとつ。ミャンマーはタイに比べてかなり質素な感じ。

このようなシクロに1人ずつ乗ってタチレイの街を回った。

同行のスウェーデン人夫妻と。彼らにとって、アジアはとてもエキゾチックに映るらしい。

お次はラオス。ボートを借りてメコン川を飛ばす。雨まじりの天気がうらめしかったが、それも東南アジア的か。

ラオスに到着。この小さな村はビザなしで入国できる。ラオスの切手で
郵便を出せる(2週間足らずで日本に着いた)。


2日目のツアー


国道沿いにあるパイナップルのスタンド。
タイのパイナップルは小粒でかわいい。
何と1こ3~5バーツの安さ!おばさんが
いいのを選んでその場で
皮をむいてくれた。とてもおいしかった。

これも国道沿いの果物売り。ザボンの一種?

中国系住民の多いメーホーソンの町で売っていたへび酒とむかで酒。さすがに飲む勇気はありませんでした...。

リクエストに答えて立ち寄ってくれた温泉。といっても入浴などとんでも
なくて、タマゴをゆでるくらい。
左からガイドのチャーッさんとツアーメイトのマーゴ。

これも途中で寄り道してくれたメーホーソン近くのお茶工場。
茶畑の中にある。香ばしい香りがすばらしかった。

タイといえば象。飼っているらしいが、何のためかな?


山岳民族の村を訪ねるツアー(1、2日目とも)


カレン族。女性は首に真鍮の輪をつなげているのが特徴。首長族と呼ばれることもあるが、別にものすごく首が長いわけではないらしい。美しい人が多かった。

カレン族の子供たちと。村を訪ねて土地の人と交流できるのは、小回り
の利く少人数のツアーのいいところ。
ミャンマーから来たという彼女たちは英語を話す。

ひっそりとしたアカ族の村。電線を見かけなかったが
電気は通っているのだろうか?

赤ん坊を抱えたリス族の女性と。
観光客が村にくると、売り子に変貌する。生活力たくましいのは、どこの村でも女性の方だった。

ミャオ族のおばあさん。
このポーズは実は観光客向けで、写真を撮る前まではみやげもの売りをしていた!

ゴールデン・トライアングルを見渡せる高台。アカ族の子供たちがわらわらと寄ってきて、記念撮影代をせがむ。
タイ人のガイドがお金を渡してくれていたが、全員分で60バーツくらいだった。

アカ族の家の中。居間らしい。
いかにも自然と一体化している
家。外には狩りの道具などが
置いてあった。

左に同じ。台所らしい。

ゴールデン・トライアングルのタイ側。
背景の岸はミャンマー。

●少数山岳民族の村を訪ねて

秘境の村に住む謎の山岳民族...。というイメージははっきりいってありませんでした。4,5ヶ所の村を回ったのですが、すでにどの村も観光客ずれしているようでした。子供からおばあさんまで、旅行者を捕まえてはみやげものを売る光景がどこの村でも見られました。暮らし向きはどう見てもあまり豊かではない様子なので、自活していくにはこうするしかないのでしょうか。ただ観光客の訪れる村はまだいい方で、中にはもっと貧しい村もあって、麻薬売買などのイリーガルな行為に走っているそうです。

さて、唯一、しつこいもの売りがなかったのが、カレン族の村でした。女性が首に輪をかけている奇習で知られる民族です。ただ、もともとミャンマーに住んでいた彼らを観光客向けにタイに招いて(連れてきて?)、山奥の個人の所有地に村をこさえて囲って住まわせる行為は、「まるで人間動物園だ」と批判を受けているとも聞きます。この村に入るには、250バーツの入場料が必要なのです。彼女たちとちょっと話をしましたが、ミャンマーにいるときよりも暮らしはよくなったといっていました。自由に外出できるのかどうかまでは聞きそびれましたが、順応でおとなしげな彼女たちを見ていると、どうもそれはない模様。どうも暴利をむさぼっている奴の姿が見え隠れして、いい気分ではありませんでした。もちろん、彼女たちの生活が安定しているなら、よそ者があれこれいう資格はないのですが...。


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