2007年10月14日


【東麻布】赤羽橋駅の近く、ひっそりとしたビルの谷間にあるアルゼンチン料理レストラン。お昼は営業していません。
写真はひき肉やたまねぎなどの具を小麦粉のタネで包んでオーブン焼きしたエンパナーダ(420円)。南米の随所で見られる料理ですが、具にレーズンとオリーブを加えたところがアルゼンチン流です。
他のメニューは、自家製チョリソ(下左写真)にモルシージャ(血入りソーセージ)、ミラネーゼ(ミラノ風カツレツ・下右写真)、パスタなど。イタリアのジェノバからアルゼンチンを旅する少年を描いた「母をたずねて三千里」に描かれているように、アルゼンチンはイタリア移民、そしてスペイン移民の多い国なので、このようなレパートリーになるのでしょう。




しかし、ひっそりと佇む場末ムード(失礼!)や、ほの暗い照明、アルゼンチン産のみのワインリスト、そしてBGMのタンゴが、何となしにアルゼンチンの首都ブエノスアイレスにいるような気分にさせてくれます。
元麻布2丁目にあるアルゼンチン大使館の関係者がテーブル席についていることがままあるようですが、こちらは少人数で訪れて、カウンター席を陣取る方がおすすめ。カウンター越しに飾られたサッカーのマラドーナ選手の写真でも肴に、店のマスターとアルゼンチンの料理やサッカー談義で盛り上がれば、さらに雰囲気を楽しめるはずですよ。
アルゼンチンの日本大使館のシェフとして働かれた経験をお持ちというマスターは、職人肌風というか、客に媚びないというか、ちょっと気難しい方かと思っていたのですが、実はとってもお話好きだったというのがわかりました(笑)。アルゼンチンのワインになかなかのこだわりをお持ちのようで、そのあたりのお話もおもしろく聞かせていただいたり...。思い切って話しかけてみましょう。
ところでアルゼンチン・ワインといえば、アルゼンチン出身で、最近、没後40年を迎えたチェ・ゲバラの若き日の自伝で映画化もされた「モーターサイクル・ダイアリーズ」を読んでいたら、旅先でアサード(牛肉などのバーベキュー。これがもっともアルゼンチンらしい料理かも)と飲むワインを手に入れるシーンがところどころに描かれていましたっけ。今も昔もアルゼンチン人にとって、ワインは大事なものなのですね。
参照
→アルゼンチン料理について
エル・カミニート El Caminito
港区東麻布1-12-11
Tel. 03-3582-9380
http://fox.zero.ad.jp/EL_CAMINITO/index.htm
■営業時間 Open: 18:00-0:00
■定休日 Close: 日祝
