2007年01月31日

■最新更新日:2008年11月17日
2007年3月30日にオープンした東京ミッドタウン。インターナショナルな街・六本木にふさわしいという観点から、東京ミッドタウンに進出するおすすめ各国料理レストランを、独断と偏見でセレクトしてみました。
ボタニカ Botanica
かの英国の家具・インテリア・デザイナー、テレンス・コンラン卿が展開するレストランで、東京ミッドタウンでの食事(特にランチ)には、私のイチオシのひとつ。なぜなら、ガーデンテラスの最上階というベストポジションにあり、サービスが洗練されていて(何といっても「ひらまつ」仕込み)、料理が値段に見合ったものだから。モダンでハイセンスな東京ミッドタウンらしさを、もっとも楽しめるお店のひとつでもあります。
料理は、フランス料理をベースにイタリアンのテイストを取り入れたモダンヨーロピアン料理。ボタニカ=植物園の名の通り、ゆったりしたテラスには、さまざまな植物に囲まれています(ガーデニング担当は吉谷桂子さん)。広々としたガーデンの緑と、風景の抜けた空間が心地よく、つい長居したくなっちゃいます。
夜はさらにロマンチックな雰囲気で、デートにおすすめでしょうね。ランチやブランチの価格は2500円(前菜とデザートがブッフェの日曜のブランチ3800円?税サ込み)?と、意外とお手頃価格。事前予約を。
→「ボタニカ」来訪リポート
国立新美術館のポール・ボキューズのレストランと同じく、「ひらまつ」が運営。地下にはカジュアルな同系列の「ヌードルワークショップ」も同時オープンしました。
ラ コリナ La Colina
原宿の老舗メキシコ料理レストラン「フォンダ・デ・ラ・マドゥルガーダ」の2号店。個人的にお気に入りのレストランが六本木に出店してくれてうれしいです!本店の料理の本格派ぶりはお墨付きですが、こちらは、メキシコから一流の女性シェフ、マルガリータ・サリナスさんを招き、本店とはちょっと違うモダンなメキシコ料理を提供しています。
ただし味付けは、日本のおじいちゃん、おばあちゃん...とまで万人向けではないかもしれません。正統派メキシコ料理を食べてみたい方は原宿の本店へ!
→「ラ・コリナ」来訪リポート
ピッツェリア・トラットリア ナプレ Napure
表参道のイタリア?ナポリ・ピッツァの店「ナプレ」の2号店。こちらも六本木に来てくれるなんてうれしいなぁ...。しかし、ガーデンをのぞむ好ロケーションの上、値段がお手頃なせいか、初日から大変な行列...(オープンからおよそ半年後の2007年8月現在も、ここがランチで一番人気かも。11時の開店直後から行列ができます)。ランチは予約を取っていないようですので、開店早々を目指して出かけるか、夜はしっかり予約した方がいいですよ。
→「ナプレ」来訪リポート
ちなみに上記3店はいずれもテラス付きのレストラン。せっかく東京ミッドタウンに訪れたのなら、テラスのあるお店がおすすめです。
ボデガ サンタ リタ Bodega Santa Rita
おっと、こちらはスペイン料理。麻布十番にあるスペイン料理の名店「ミヤカワ」の系列店で、豚の串焼き&スペインワインを中心にしたスペインのラ・マンチャ地方(ミュージカル「ラ・マンチャの男」でも知られる、セルバンテスの「ドン・キホーテ」の舞台でもある)の料理をメインに提供しています。夜の軽食の利用がおすすめ。
→「ボデガ・サンタリタ」来訪リポート
ユニオン・スクエア・トウキョー Union Square Tokyo
ニューヨーク版の「ザガット・サーヴェイ」でよくトップ1になっている「ユニオン・スクエア・カフェ」が東京に進出。NYの店はいつも混んでいてなかなか入れないのですが、もうNYまで行かなくてすんじゃいそう(笑)。本店と同じように、お料理はアメリカ人好みのビッグポーションで、味つけもしっかりついています。
→「ユニオン・スクエア・トウキョー」来訪リポート
ニルヴァーナ ニューヨーク Nirvana New York
こちらもニューヨークで人気のあったインド料理レストラン。NYを意識した六本木ヒルズのコンセプトをまるまる持ってきているみたいですね(笑)。六本木=マンハッタン化計画(ミッドタウンの名も、NYのミッドタウンからとったくらいだそうですから)は、NY大好きな私としてはうれしいのですが...。カラフルな色合いのお料理は食欲がわきます。ランチはデザートも豊富なブッフェなので、食べ足りないことはないはず(笑)。マサラチャイ650円はおすすめ。
→「ニルヴァーナ・ニューヨーク」来訪リポート
フレンチの巨匠ボール・ボキューズの直弟子ジョエル・ブリュアン・シェフが腕を振るう、フランスの美食の街リヨンの味...。ジョエルさんが直接、厨房に立つのがポイント高いです!(余談ですが、初日に、エレベーターのあたりでニコニコして歩いていたジョエルさんにお会いしました。いずれ、お店でお会いできるのが楽しみです!)。
上海出身の女性オーナーによる店。これも六本木ヒルズの「南翔饅頭店」をちょっと意識しているようでも、実際は、「千里馬」の方は小籠包の種類は1つだけで、あとは点心類や上海料理というメニュー構成。ウィンドウ越しに見える厨房の様子は、まさに中国。ランチセットが1000円以下と、東京ミッドタウンの中では良心的な価格なのがうれしい限りです。
→「千里馬 南翔小籠」来訪リポート
日本料理の名店も忘れちゃいけません。御茶ノ水にある文化人に愛されてきた老舗ホテル・山の上ホテルの中にある有名なてんぷら店。値段の方は高そうですが、こちらも六本木に来ちゃったなんて驚き(個人的には、古式ゆかしく隠れ家風な山の上ホテル本店の雰囲気の方が好きですが...。ランチが手ごろ(といっても5000円ですが、揚げたての旬の野菜など、さすがにおいしいです!)。
こちらは、カジュアル派にイチオシのカツ丼店。メニューは豚丼850円?と、高級豚肉専門牧場の直営店の強みで、おそらくコストパフォーマンスの高さは東京ミッドタウン髄一。カツ丼がメチャうまです!ランチタイムも夜も同価格(ただし予約を取らないので、時間帯によっては並ぶ覚悟が必要。15?17時くらいが比較的すいている時間帯)。隣の売店でテイクアウトも購入できます。
→「平田牧場」来訪リポート
他にはこんなラインナップ。
・「カノビアーノ」(植竹シェフ直営のイタリアン)
・「COPPOLA'S vinoteca」(フランシス・コッポラのワイン&イタリアン)
・「玄冶店 濱田家」(人形町の老舗料亭)
・「SILIN火龍園」(広東料理)
同じビルの上階に併設された、リッツ・カールトン東京ホテルの45階にあるインターナショナル・レストラン「フォーティーファイブ」と日本料理の「ひのきざか」も忘れちゃいけません。前者はオープン当初はホテル宿泊者のみの予約承りだったのに、すでに先々までほぼ満席が続いているよう(私たちも30分電話をかけて、やっと予約できた有様です(汗)。ただし、イマイチ、との声も多いようで、最近はランチにドンペリ飲み放題といったサービスなども始めました。
→「フォーティーファイブ」来訪リポート
カジュアルにいくなら、韓国料理の「妻家房」や、ベトナム料理の「フォーナム」(女性向けラーメン屋という感覚か)、フォー、刀削麺の「麺」(閉店して、さぬきうどんの店「宮武讃岐製麺所」になりました)、「十五夜米八」(おこわの専門店)、10席しかないのでいつも人が並んでいる「東京ハヤシライス倶楽部」、そばの「江戸切庵」などがいい感じ。
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ショップでは、ジャン=ポール・エヴァンのショコラブティック、高級食材店「ディーン・アンド・デルーカ」(ニューヨーク店と同様、購入前にチーズを試食させてくれ、また、チーズに詳しいスタッフにワインとの相性を相談できますよ)、日本人初ヨーロッパ三ツ星レストランのシェフパティシエによるデザートサロン「トシ・ヨロイズカ」、アラン・デュカスがプロデュースするベーカリー「ビー」と、軽井沢の有名ベーカリー「浅野屋」(モッツァレラやブルーチーズ入りのパンがおいしい!)、パリに本店のあるSadaharu AOKIのパティスリーなどなど。
中でも、浅野屋さんは、おいしいバゲットやフォカッチャなど具なしのパンがけっこう安く、デイリーに使えるので、すっかり常連になっています。
オープンから1年以上たち、さすがに来客も落ち着いてきたよう(都内に新スポットが次々できていますからねー(笑)。平日なら、「ナプレ」以外はだいたい楽々と入れるのではないかと思います。
以上、東京ミッドタウンの数あるレストランの中から、お店選びの参考になれば幸いです。
東京ミッドタウンに好感が持てるのは、1000円以下のカジュアル・ダイニングから、ハレの日に使いたい素敵な高級レストランまで、お財布の中身に応じて食事の選択肢が広いこと(ただ、ランチはどうなのでしょう...。店によっては値段の割に内容がイマイチ。ツーリスト向けであって、ビル内・近隣で働く毎日利用する人や、コストパフォーマンスを追求する人向けとはいえない印象です)。
六本木には、東京ミッドタウンの外にもいいレストランがたくさんありますから、競争原理が働いて、互いに磨かれていってくれたらうれしいなぁ、なんて、いち利用者としては思っています。
■参照
→東京ミッドタウン グルメマップ
→東京ミッドタウンに出店予定のレストラン&バー
→東京ミッドタウンに出店予定のフードショップ&カフェ

にゃあさん、みぃさん、フレッシュな体験情報をありがとうございます!
確かにデイリーユースのランチには値段が高いですよね?。私も今日は「テナム」ではずしました。あのチゲ鍋で1500円は高すぎるよぅ(涙)。韓国料理のランチなら、六本木4丁目の「ムグンファ」の方が、ずっと安くておいしいっす。
浅野屋さんで200円くらいの巨大なフォカッチャを買って、自分でハムやチーズをはさんで、ガーデンあたりで食べるのが、東京ミッドタウンでもっともおいしくて安上がりなランチかもしれませんね。
もしくは、青山墓地下のかおたんラーメンまで遠征するとか...。
#乃木坂ページのリンク違い、直しておきました。にゃあさん、ご指摘ありがとうございます。
先日、フォーティーファイブで食事しました!
夜景、雰囲気は良いですが・・
料理の味は、正直がっかりしました。。
あれではヒルズに完全に負けてます
どうしたらあんなに不味いのが作れるのか・・
会社が引っ越してきてから、こちらのブログを日々のランチの参考にさせてもらってます。
実はミッドタウンで働いてますが、中のレストランはまだ利用した事がありません。
平日ランチの単価が高すぎます!
土地柄、1000円は仕方ないとは思いますが、単品で1000円位が当たり前ってのはどうかと。
ドリンク付けたりすると軽くオーバーしますし、地下のイートイン形式の店は、デパ地下みたいで席数も少ないし、落ち着かない。
たまにだったら、1500円位出してもいいかな、とは思いますが。
ところで、「乃木坂」エリアのレポートが、ミッドタウンの分と入れ替わってしまったか、飛んでしまっているようです・・・。
はぴいさん、コメントをありがとうございます。
そうなんですねー。すでに閉店したニューヨークの"ニルヴァーナ"はセントラルパークを見渡せるペントハウスの屋上にあって、セレブリティの御用達だったようですね。
同じくNYの人気店で東京に進出した「ウッサブ・トウキョウ」は交通の便がわるかったせいかわずかの間に撤退してしまいましたが、個性的なインド料理を期待したいところです。
実は去年、銀座のデリーでメール会員のオフ会に参加した時にデリーの社長からニルヴァーナの話しは聞いていました。
昔のブルータスで記事を読んでおり、またマンハッタン在住の友人に評判を聞いていたので、ちょっと楽しみです。
まさか消えてなくなったまぼろしのお店がにっぽんに来るなんて!
(でも本当のお店はものすごいボロの怖いビルの上にあったらしいです)