2007年01月31日


【六本木7丁目】1月21日、東大生研跡に開業した国立新美術館の3階に、フレンチ・レストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」がオープンしました。
パリに次ぐフランス第二の都市であり、フランスきってのグルメタウンとして知られる、南仏ローヌ・アルプの街リヨン。「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」は、そのリヨンを拠点に、40年以上もミシュランの三つ星を保持し、多くの料理人の憧れの存在であるポール・ボキューズ氏のレストランの日本第1号店です。彼の店がリヨン以外に進出するのも今回が初めてだそうで、パリで日本人として初めてミシュランの星を獲得した名店「ひらまつ」との業務提携により実現しました。
80歳を超す高齢のボキューズ氏自身は残念ながら、レストランのオープニングには来日されなかったようですが、こちらでは、リヨンのお店の味を受け継ぐ、リヨン郷土料理を含む正統派フレンチがいただけます。
三つ星レストランの系統でありながら、ブラッスリーだけに、料理のお値段は意外と手ごろ。前菜・メイン・デザートをそれぞれ3品から選べるプリフィクスのランチが、税サ込みで1800円(2皿)・2500円(3皿)です。
上写真はランチ・本日のメインのひとつ、仔羊のナヴァラン(煮込み)。トマトベースのソースと仔羊肉を煮込んだ、フランス田舎料理を洗練させたような一品。煮込みがやや足りないような気もしましたが、コクがありながらもあっさりしたソースの味が日本人好みで、おいしくいただけました。
ランチタイム以降には、仔羊の大きな塊のスネ肉バージョンのナヴァランをアラカルトでオーダーすることができます(2600円)。この日のランチのメインはほかに、牛ランプ肉のローストと、スズキのロースト。どちらもボリュームがあって、見るからに食欲をそそるお料理でした。


↑前菜のフレッシュサーモンのマリネ ディル風味と、鴨のテリーヌ。後者は、これだけでメインディッシュになってしまいそうなほど、厚切りでボリュームある一品。


↑左写真は、これも前菜のカンパーニュ風栗かぼちゃのあたたかいスープ 。コクがあっておいしい。また、カラフェで頼めるワインはお得感も。


↑デザートのムッシュ・ポール・ボキューズのクレームブリュレと、まるでワッフルのような、昔ながらのゴーフル"グランメール"。クレームブリュレはバニラビーンズがたっぷり入って味わい深く、ボリュームにも満足。他にいちごのカルディナル風もチョイス可。


↑こちらは、後日、夜に訪れた際のディナーのメインディッシュ。どーんと巨大な骨付き羊のすね肉のナヴァランと、はんぺんのような食感の本家・リヨン風白身魚の軽いクネル。いずれも2600円。日本人の感覚では多すぎるかも...。最初は、軽めのランチがおすすめ。いずれメニューも変わっていくかもしれない。


↑プリフィクスについてくるパンも自家製。バター(最高級AOC発酵バター"エシレ")は別料金300円だが、パンがおいしいので、特に必要なかった。
右写真は店内の様子。円形のフロアに沿って、ぐるりと二人がけのテーブルが並ぶ。美術館のレストランだけに、さすが、モダンで洗練された雰囲気。窓に近いテーブルは、太陽の光がふり注ぐ明るい空間で居心地がいい。でも、席によっては直射日光を浴びてしまうので、UVケアが必要(笑)。
ディナータイムは東京タワーや六本木ヒルズの夜景が見渡せる、入り口左側の窓際のテーブルがグッド。昼間とは雰囲気が変わる。ただし、窓際席は隣のテーブルとの間隔が狭いので、親密なデートではちょっと落ち着かないかも...。中央の壁際席も検討を。


↑黒川紀章氏が設計した、ガラス張りの美しい曲線が印象的な国立新美術館。シンプル&モダンなレストランのロゴにもセンスがあふれる。

←美術館のロビーにそびえ立つ、秘密基地か要塞のような建造物...。最上階の3階にレストランのフロアがあり、その階下に厨房が備えられた構造。レストランに向かうには、エスカレーターかエレベーターを利用。奥にちょこっと見える、2階建ての小ぶりな同じカタチの建造物には、カフェがある。
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ランチタイムには、リヨンの郷土料理等、リヨン本店のメニューの真髄を味わうわけにはいかないようでしたが、ランチのコストパフォーマンス自体は悪くないです。1皿1200円~のアラカルトよりもお得感があって、料理のポーションにも満足できますし、税サ込みの料金は良心的(もちろん、お水に料金を取ったりもしません)。また出かけてみたいと思える内容でした。
ただし、食後のコーヒーや紅茶は別料金(500円~)。ワインはボトル4000円~のほか、カラフェでもお願いできます(900円~)。料理が手ごろだからといって気を許して、ワインを頼みすぎませんように...(笑)。
スタッフは、にこやかでホスピタリティあふれた方もいれば、不慣れなためか神経質そうな人も。全体的には、広尾の「ヒラマツ」のように、お客と同じ数ほどいそうなタキシード姿のギャルソンが世話を焼くのではなく、ブラッスリー風にカジュアルに、てきぱきと大勢のお客をさばいている、そんな印象でした。
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さて、オープンしたばかりの今、レストランの方(特にランチタイム)はかなり混んでいるようです。
ランチの時間は11時から14時(ラストオーダー)までで、その後も休まず夜までアラカルト料理タイムが続くのですが(とっても忙しいレストランなのです)、19時30分までは予約を受け付けていないとのこと。だから、行列に並ばなければなりません。
そこで、ランチタイムに上手に席を確保する方法をまとめてみました。
まず、ランチのお客さんの入れ替わりタイムに着目。だいたい1時間半でひと通りの料理が出終わり、お客さんの退出が始まります。とすると、入れ替わりタイムは、初回の11時と、12時半、14時頃の3回。これらの時間を目安に列を作るのがよいと思いますが、あとの時間に無駄がないのは、初回の11時でしょう。
ただし、180席もあるのに、11時に到着したのではランチのワンラウンド目に入れない可能性があります。のんびり構えて出遅れたりすると、ランチに間に合わない事態にさえ...(汗)。
私は今回、もっとも混むであろう日曜日、10時20分(美術館の開館時間は10時)にお店の前に到着したのですが、すでに35人ほど行列ができていました。10時30分過ぎには続々と人が集まってきたので、(特に休日は)その時間までに到着するつもりでいた方が無難と思います。
スタッフの方によると、平日の方が、行列は若干、少ないけれど、状況はあまり変わらないとのことでした。
ちなみに、行列といっても、50人分くらいの椅子が用意されているので、早く着けば座って待てます。代表者だけ先に駆けつけて、人数を申告することもできるようです(もちろん、人数や、残りの人の到着時間は常識の範囲内でしょうが)。
11時の開店時には、映画館や劇場のようにどっと行列が動くのではなく、人数を区切ってスタッフが案内するなど、オペレーションに気を配っている様子。そのおかげで、混んでいても落ち着いて食事ができました。2人がけのテーブルが多いこともあり、相席はないようです。
時間をかけて行列したくないけれど、食べに行ってみたい方は、ランチのプリフィクスをあきらめて夜のアラカルト料理にする、というのも手です。美術館は閉館していますが、19時30分から(電話してみたところ、19時からもOKのよう)は、予約が割と入りやすいよう。ランチよりも価格は高くなりますが、昼よりもぐっと落ち着いて、席によって東京タワーをのぞむ夜景が楽しめたりと、いいこともあるはずですよ。
なお、美術館の入り口門の右横に入場券販売ブースがありますが、建物の3階にあるレストランは入館料がかからず、ロビーを通って18時の美術館の閉館後も入ることができます。
→国立新美術館のサイトより
→国立新美術館 周辺ランチガイド
→ポール・ボキューズのレシピ集(フランス語)
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ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
-Brasserie Paul Bocuse Le Musée
港区六本木7-22-2 国立新美術館 3F
Tel. 03-5770-8161
http://www.nact.jp/restaurant/01.html
■営業時間:11:00~22:00(L.O. 21:30)
■定休日:火
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先日、レストランひらまつが主催するパーティーがありました。 無料でのご招待です。ありがたいことです。 「ひらまつ」は最近、 海外のいろいろなレストランとのコラボ...
トラックバック時刻: 2007年02月25日 14:34
おちあいさん、コメントをいただきありがとうございます。
ランチはなかなか秀逸ですよね。
行って来ました。
とても良い感じで、お気に入りの店に
なりそうです。
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