2006年11月28日


【西麻布】西麻布交差点から外苑西通りを広尾方面に向かった左側にある、創業40年の大阪寿司の老舗。
上写真は、その名も大阪寿司1575円。素材の味を活かし、しょうゆをつけないでいただく、まさに上方流のお寿司です。
関東生まれで関東育ちの私にとって、実は、今回が初めての本格的な大阪寿司体験でした。で、開口一番「ほっぺた落ちそー」。ベタベタですみません(笑)。
聞けば、かんぴょうも昆布も玉子焼きもすべて手作りという押し寿司。おいしいはずですね。お店の方が気をきかせて、おしょうゆを用意してくださったけれど、つけない方が、それぞれのお寿司の繊細な味わいが楽しめます。
そして、茶巾575円。ひゃー、これもうまい...。日本料理は、関東よりも、うま味成分たっぷり、上品な薄口の関西の方が断然おいしい、と、本気で関西料理の信者になりそうです。日常の食べものがこんなにおいしかったら、外からきた料理は必要ないだろうなぁ。東京に各国料理レストランが多い理由がわかったぞ(笑)。


↑茶巾(割ったところ)。しっとりとした玉子焼きや、昆布の香ばしく、上品な味付けが芸術的ですらある。右写真はお店の正面。外苑東通りの角に慎ましくたたずむ、趣のある一軒家が目を引く。レジでは、今は懐かしき黒電話が現役で活躍していた。
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お品書きは、大阪寿司、京ちらし、茶巾、ばってら、蒸し寿司(11-3月限定)...と少ないものの、それぞれに一球一魂している感じです。「昔は、東京で大阪寿司なんて誰も知らなくて、江戸前寿司も出していたけれど、大阪寿司は作るのに手間がかかるんで、こっち一本にした」と、お店の大将。
それに、味に自信があるから、メニューも絞られたのでしょうね。男らしー。この方針、賛成です。
お寿司類には、お吸い物(これもまたおいしい...)や山芋・お漬物がついてきます。ランチタイムというのは特になく、1日中、価格帯、お品書きともに一緒。日本酒やビールも頼めます。
客席は、テーブル2脚に8席だけ。巷でひそかに人気のお店ですが、流行りのラーメン屋のごとく、店の外に行列ができるような野暮なことはないようです。というのも、店で食べる人よりも、持ち帰りの方がはるかに多いから。お店には、そんな引取りのお客さんがひっきりなしに訪れていました。
店舗が狭い分、お店の大将や感じのいいおかみさん(かな?)、ほかのお客さんと打ち解けやすいのも魅力です。この日はお隣がたまたま関西出身の老夫婦で、お店のもうひとつの名物である京ちらしを召し上がっておられたのですが、「京都で食べるよりおいしいわ」と、しみじみおっしゃっていました。おー、そうなんだ。
江戸前寿司に欠かせないマグロも漁獲制限でお高くなりそうだし、大阪寿司がこれから東京でブレイクしはじめるんじゃないかしら、なんて、こそっと思ったりしています。
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梅好
港区西麻布3-13-21
Tel. 03-3401-0376
http://www1.ttcn.ne.jp/~baikou/index.html
■営業時間:11:00-17:00
■定休日:火、第2月
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