2006年08月09日


【麻布台】文化人の集うヨーロッパ風のサロンを目指して1960年に創業し、東京の最先端なイタリア料理店として篠山紀信、堺正章、加賀まりこら多くの著名人から愛された、六本木のランドマーク的な老舗レストラン。
上写真は、創業当時からのお店の名物バジリコ・スパゲッティ(単品2200円)で、バジリコといっても、実際は、乾燥バジルにシソとパセリを混ぜた一品。
当時は日本では生のバジルの葉がなかなか手に入らなかったので、こんな作り方をしたよう。バターとニンニクがたっぷりのこってりとした、いかにも古風なスパゲッティです。→レシピ
と、こんな具合に、「キャンティ」では、東京にこれといったイタリア料理店がなかった時代から受け継がれた、古典的な"イタリア風"料理が今も提供されています。


↑前菜の盛り合わせ(カポナータやプロシュート、モッツァレラチーズのフライなど)とサラダ。昔は、ここでしか食べられないような食材も多かったのだろうな。


↑メインの肉料理と魚料理(10000円のコースはどちらからか選ぶ)。料理も時代とともに進化するんだなぁ...と実感させられるような内容。


↑デザートのシロップ漬けチェリー&アイスクリームと、地下のフロアの様子。
上記のディナーコース(10000円)の内容は、今となってはコストパフォーマンス的にいかがなものかと思うのですが、ピザの「ニコラス」とともに、日本のイタリア料理店の原点を知り、大人の街六本木の華やかしき頃の忘れ形見にひたりたいなら、まぁ、一度くらいは許せるかな。
もっとも、コース料理よりも、テーブルにいろいろと並べられた料理やデザートをチョイスしていくアラカルトで頼んだ方が、お客にとっては楽しいかもしれません。
今回は「キャンティ」の全盛期を知る、あるダンディーな紳士とご一緒したのですが、秘密めいた地下のフロアも、赤白チェックのテーブルクロスも、強気の価格設定も、そして、ややスノビッシュなスタッフも、昔と変わっていないようでした。
テレビドラマ化もされた、ちょっとした東京の文化財を訪ねる。そんな気持ちで出かけると、より価値を見出せそうです。
ちなみに、ランチ(パスタ)は1800円程度から。お店の雰囲気を知りたいときは、まずは手ごろな価格のランチタイムに訪れてみるといいですよ。また、1階入り口の「アル・カフェ」で、これまた名物のおいしい特製モンブランをいただいたり、おみやげにするのも悪くありません。

キャンティ 飯倉本店 Chianti
港区麻布台3-1-7
Tel. 03-3583-7546
http://www.chianti-1960.com/
■営業時間: 12:00-翌2:30(LO)
アル・カフェ 11:45-翌2:30(LO)
» Chianti キャンティ(イタリアン) from ブログで情報収集!Blog-Headline/food
「Chianti キャンティ(イタリアン)」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ、読み比べてみてください。 =2007年6月1...
トラックバック時刻: 2007年06月18日 20:46

40年間通っています(最近は3ケ月に1回のペースですけど)相変わらず美味しいと思います。残念なのはお客様のタイプが変わってしまったことかな、