2006年02月21日

※最新訪問日:2008年10月3日
【西麻布】先日はテキーラ専門のバー「アガヴェ」をご紹介しましたが、今回は、西麻布のラム酒専門バーを。
「タフィア」は、"ラム酒と喫茶"の看板を掲げた、西麻布にあるラム酒専門のバー。カリブ料理やシガー(葉巻)もいただけます。
上写真は、西インド諸島にあるフランス海外県、グアドループ島の珍しいラム。シャルトリューズ風の、フランスのリキュールのようなカタチのボトルがおしゃれです(さすが、おフランス)。同じラムでも、キューバの"ハバナクラブ"や、ジャマイカの"マイヤーズ"とはまた違う、スゥっと洗練された味わい(製法が違うのだそうです)。ラム酒の世界も奥が深いなぁ...。
とにかく、カウンター越しにズラリと並ぶラム酒のコレクションが圧巻です。ちょっと説明していただいただけでも、キューバ、ベネズエラ、パナマ、マルティニーク、そしてグアドループ...と、カリブ好きならワクワクするような産地がズラリ。
2008年4月にはカリブ方面に仕入れにいらしたそうで、スタッフが増えた上、ラム酒のラインナップもさらに充実しました。何となくお店全体をテコ入れした風に感じます。
下左写真は、パナマの18年もの。かなりのレアものなのだと思いますが、ほの甘く、熟成されていて、わかりやすいおいしさでした。
「ラム酒の品揃えなら、ウチよりもっとたくさんあるバーがありますよ」なんて、女性店主の多東さんは謙遜されていましたが、住宅街ならではのネイバーフッドな雰囲気や、BGMのサルサ、そしてシガーの匂いの魅力に、クラクラっと参ってしまいました。
西麻布にはもう一軒、西麻布交差点の近くの六本木通り沿いに「ムーンリット・バー」という、なかなかマニアックなラム酒(100種以上を取り揃え)とシガー専門のバーがあり、「タフィア」のオーナーとも交流があるとのこと。こちらは、男性のオーナーと若い女性のアシスタントによる、「タフィア」とはまた違った雰囲気を持つインティメートなお店です(こちらでは、ジャークチキンなどジャマイカのお料理を提供)。
どちらのオーナーも口をそろえて言うのは、「甘さを楽しめるラム酒は、女性に人気のお酒」。大ブームにはなっていないものの、実際、女性のお客さんも多いようで、「よい方向にラム酒の魅力が広まってくれれば」とおっしゃっておられました。
こんなわが道を往く、オーナーの情熱が伝わるような個性的なお店、私は好きですね。西麻布は地の利が悪い分、六本木の中心地よりもそんな魅力的なお店が多いような気がします。
ただ、お店がだんだん有名になってきたためなのか、特に週末は客層がイマイチなこともあるよう。シガーを紙巻きたばこと同じように吸うのは、煙が蔓延するしみっともないからやめてほしいなぁ...(と、ひとりごと)。


さて、多東さんのラム酒の知識はカリブ仕込みだそうで、珍しいところでは、沖縄のさとうきびの島・南大東島で生産されているラム酒「コルコル Cor Cor」なんていう品も(上右写真)。
「コルコル」を製造しているグレイスラムの社長さんも若い女性だそうですが、ちょっと感動。プロモーションの方法も今風で、上手ですよね。
***
さてさて、先日、再訪問した際に、念願のコロンボカレー(コロンボ)とススカイをいただいてきました。


いずれも、マルティニーク、グアドループという、フレンチカリブ(同じカリブのクレオール料理でも、旧宗主国によってちょっと違う。フランスでは両島を"アンティル諸島"と呼び、キューバなど他のカリブの島々と分類する傾向があるよう)の料理。
コロンボ(カレー)は、カリブのインド移民が持ち込んだカレーに、洗練されたフランス流がミックスした(たとえばオリーブオイルを使うこともある)もの。トマトや、とうがらし(ハバネロ)などシンプルなスパイス(カリブにはスパイスの産地が少ない)をベースに、ナスなどの具がゴロゴロと入ったカレー。アンティル・キュイジーヌの定番として、パリあたりでも食べることができます。
"世界一辛いとうがらし"ハバネロを使っていても、ただ辛いだけではなく、たっぷり入った野菜の味と溶け合って、なかなかやさしい味わいに。ただ最近は、ちょっと味が変わったように思います。良くも悪くも日本人向けになったというか...。
また、マンゴーをライムジュースとハバネロで和えたススカイ(→レシピ from コルコルのサイト)は、マンゴーの甘さと、ハバネロの辛さ、ライムジュースの酸っぱさがシンプルに溶け合った、ラムの肴にはもってこいの一品。ほかに自家製のスモークチーズもおいしかったなぁ。
マルティニークとグアドループの料理については、以下のサイトに詳しく紹介されています(英語ですが...)。コロンボカレーってカリブの料理?と、まだ怪訝なあなた。どちらにもちゃんと紹介されていますから、自信を持って大丈夫ですよ(笑)。
■マルティニークの料理について
■グアドループの料理について
タフィア Tafia
港区西麻布2-15-14 ウエストポイントビル1F
Tel. 03-3407-2219
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kanto/Tokyo/guide/0204/C0000000510.html
■営業時間: 19:00~翌4:30 (L.O.4:30)
■定休日: 月・祝
トラックバックURL:
» 西麻布のラム専門バーの名前はタフィアだ。近くのイタリアンも・・・ from 想いの道
そうそう、この前の西麻布のラム専門のバーの名前・・・
タフィアだ!
たまたま今日、近く通ったのでチェックしました。
さっきネットで調べ...
トラックバック時刻: 2007年05月04日 01:21
ヨシムラさん
コメントをありがとうございます。
共同経営者の方を迎えられたのですね。私たちもお店を大切にしていきたいですね。久々にうかがってみたくなりました。
感激しました!
こんなにいいお店だとは思わなかった!
共同経営者(たぶん、はんさん?、名前がむずかしい)の方がいらしてから本当の意味でラム専門店に生まれ変わったようでしたね!
マナーの悪い人には厳しく注意する「はん」さんには感激しました。いまどき珍しいとても人を大事にするお店でした!!!!
鏑矢王さん、コメントをありがとうございます。
これから行かれるのですね?とってもいいお店ですので、どうぞ楽しんできてくださいね。「ムーンリット・バー」とはしごしてみるのも一考ですよ(笑)。
すごく素敵な内容でした!ラム大好きです。ジャマイカもいきました。
あとはここへ行くだけです!