生魚&ココナツミルクの前菜
ポリネシアにある旧イギリス領の島国フィジーの伝統料理。生魚やココナツミルクといった地元でとれる食材を生かした、冷たい前菜向けの料理で、夏の前菜にもぴったりです。
魚介とココナッツミルクを合わせたり、タロイモや魚、肉などをバナナなどの葉に包んで土に埋めて蒸し焼きにする料理は、名前を変えてポリネシアの随所で見られます。
ココダは別名イカマタ、タヒチではポワソンクリュなどと呼ばれています。土に埋める蒸し焼きの方は、フィジーではロボ、ニュージーランドではハンギ、パプアニューギニアではムームー、バヌアツではラップラップなどと名称がついています。
フィジーが他の島国と違うのは、同じくイギリス領だったインドや中国からの移民がもたらした料理が多くあることでしょうか。特にフィジーのインド人は人口も多く、ポリネシア料理と並んでカレーやロティといったインド料理もポピュラーです。
以下はフィジーでの新鮮な食材を使ったココダの作り方動画です。参考になさってみてください。
ココダ Kokoda レシピ 4人分
【材料】
生の白身魚 2枚 ひと口大にカット
ココナツミルク カップ1
ライム 1個 絞ってジュースを使用
塩 少々
たまねぎ 半個 みじん切り
トマト 半個 みじん切り
ピーマン 半個 みじん切り
青とうがらし 少々 みじん切り
レタス 2~3枚
【作り方】
1.陶器またはガラス製の深皿またはボウルに白身魚とライムジュース、塩を入れ、冷蔵庫で一晩マリネする。
2.翌日、1にココナッツミルク、たまねぎ、青とうがらしを混ぜる。
3.カップ型のお皿にレタスの葉をしいて2を入れ、トマト、ピーマンを飾ってできあがり。