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キッベ|レバノン料理


ひき割り小麦&ひき肉のスナック

シリア、イスラエルと国境を接するレバノンは、中東における文明の発祥地のひとつ。フランスの植民地時代を経て、首都ベイルートは”中東のパリ”と称されるほど自由で美しい街でした。現在は、1970年代に起きた内戦を逃れて世界各地に移住した多くのレバノン人が、その洗練された独特の料理の魅力を広めています。

東地中海でよく使われる食材ひき割り小麦(ブルグル、ブルガーまたはバーガーとも)にひき肉を詰めて揚げたキッベは、ヨルダンではコッパ、またレバノン移民とともに南米に渡ってブラジルではキビと呼ばれ、その地でポピュラーなスナックになりました。しっかり形づくって崩れないように作ろうとすると、意外と難しいのですが、ほどよいスパイスの風味だけで、辛くなく、多くの日本人にとってもおいしく感じる料理だと思います。

問題は、ひき割り小麦が日本ではあまり売られていないこと。健康にもいいし、インスタント・クスクスのように(見た目もクスクスに似ています)、熱湯で戻すだけで食べられるので、なかなか便利な食材なのですが…。

日本の食材で代用になるものというと、ひえなどの雑穀なのでしょうが、味が違ってしまいます。ネットでブルグルやブルガー、バーガーと検索するとネット販売しているお店が調べられますので、ご興味ある方は試してみてください。

レバノン料理について詳細

キッベ Kibbeh レシピ

材料

  • 挽き割り小麦 カップ2 粒の細かいものがよい。冷水につけ30分戻して水気を切っておく
  • 羊ラム肉 700g ひき肉。牛肉でもよい。具に500g、外皮に200g使用
  • たまねぎ 2個 みじん切り。具に1個、外皮に1個使用
  • クミン 小さじ1 粉状のもの
  • シナモン 小さじ1/2 粉状のもの
  • オールスパイス 小さじ1/2 粉状のもの
  • 黒こしょう 少々 ひいたもの
  • とうがらし粉 少々
  • ミントの葉 小さじ1 みじん切り
  • オリーブ油 大さじ1
  • 松の実 大さじ1
  • 塩 少々
  • サラダ油 適量 揚げるのに使用
  • 人数: 4
  • 難易度: 難関

作り方

1.フードプロセッサーに挽き割り小麦、ラムひき肉、たまねぎ、塩、黒こしょうを入れてペースト状にする。
2.フライパンにオリーブ油をしき、ラムひき肉とたまねぎの残り、クミン、シナモン、オールスパイス、塩、黒こしょう、松の実を入れて混ぜながら炒める。火から下して冷ましておく。
3.1のペーストを鶏卵くらいの大きさに丸めていき、ひとつずつ穴をあけて2の具を詰め、アーモンド型に形づくる。
4.天ぷら鍋(中華鍋)にサラダ油を入れて180度に熱し、3をきつね色になるまで10分ほど揚げて、できあがり。

profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)


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