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ハチャプリ|ジョージア(グルジア)料理


白チーズ入りの微発酵パン

コーカサスの長寿の国として知られ、洗練されたおいしい料理がたくさんあるジョージア。アジア的な東側と、ヨーロッパ的な西側で文化に違いがあり、民族の十字路としてエキゾチックな魅力を放つ国です。

ハチャプリは、微発酵のパン生地に塩気のある白チーズをはさんで焼いた、ジョージアを代表する食べ物。ここでは、モッツァレラとフェタチーズを混ぜて、ジョージアのチーズに近づけてみました。

微発酵の味わいが何ともいえず、個人的にも大好物です。そういえば以前、ニューヨークのブライトンビーチ(旧ソ連からの移民が多い)行きの地下鉄の中で、あちらのフードライターさんとハチャプリの話をしていたら、突然、隣の女性が「どうしてハチャプリのことを知っているの?」とうれしそうに話しかけてきて、驚いたことがありました。

ニューヨークでも一般的にはメジャーな食べ物ではないのでしょう。実は彼女はジョージア出身で、ハチャプリがジョージアで国民食のように愛されているのがうかがえたエピソードでした。

さて以下は、youtubeに投稿されたハチャプリの作り方。ロシア語ですが、作り方の手順はわかると思いますので、参考になさってくださいね。

ジョージア料理について詳細

ハチャプリ Khachapuri レシピ

【材料】 (4人分)
小麦粉 3カップ  ドライイースト 2パック (小さじ2程度) 牛乳 1カップ 砂糖 小さじ1/2と、大さじ1 無塩バター 100g 室温で溶かしておく モッツァレラチーズ 100g フェタチーズ 300g たまご 1個


【作り方】

1.45度くらいにぬるく温めた牛乳をカップ半と砂糖小さじ1/2を入れ、ドライイーストをふりかけて10分ほど置いておく。その後残りの牛乳を加える。
2.ボウルに小麦粉を入れ、真ん中にくぼみをつける。1のドライイーストと残りの砂糖大さじ1、バターを加え木べらでよくこねる。
3.大きめのまな板の上に打ち粉をし、2を移して10分ほどさらによくこねる。タネがくっつかないように手にも小麦粉をつける。
4.3に粘り気がなくなってきたら、バターを薄く塗ったボウルに移して丸め、ぬれタオルをかぶせて1時間(冬は1時間半)ほど常温で発酵させる。
5.モッツァレラチーズとフェタチーズをチーズおろし等でおろす(フードプロセッサーを使ってもよい)。
6.5のチーズをボウルに入れ、たまごを加えて泡だて器でよく混ぜる(泡は立てない)。
7.3を再びまな板の上に乗せて空気を抜いて丸め、麺棒で直径20cmくらいになるまでのばす。中央にチーズを乗せて、ねたで包み込んでサンドした状態で、再び丸くのばす。
8.7を薄くバターを塗ったフライパンに乗せて、フライパンを動かしながら焼く。少し色づいてきたらひっくり返してもう片面も焼く。
9.8を包丁で切り分け、お皿に盛ってできあがり。

8の工程をオーブンで作ることも可能。200度で15分。

profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

雑誌記者、企業のWEBディレクターを経て2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を創設。以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献を目指して活動。
プロフィール詳細

著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)
「日本の洋食 ~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房 2018)


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