カジノのフィンガーフードとしても
コートダジュールに面したカジノで有名なモナコ公国。バルバジュアンは、カジノのフィンガーフードにもなっているモナコの数少ない郷土料理で、国民食でもあります。
本当はもっとぽってりとした生地を使うのですが、今回は簡素版として日本人の特権(?)で、小麦粉の皮に便利な市販の餃子の皮を利用し、楽してしまいましょう。
具にはアミガサダケが入ると本場っぽく、食感もいいのですが、なければマッシュルームなど他のきのこで。これでも十分においしいですよ。
以下はモナコでのバルバジュアンの作り方動画です。参考になさってみてください。
バルバジュアン Barbagiuans レシピ 4人分
【材料】
餃子の皮 1袋 大判
牛肉 200g こま切れ
マッシュルーム 200g あればアミガサダケ。粗みじん切り
かぼちゃ 100g 皮をむいて蒸すまたはゆでて、少々の牛乳または水を加えながらつぶし、ペースト状にしておく
エシャロット 1本 みじん切り
にんにく 2かけ ひとつはみじん切り、もうひとつはまるごと使う
パルメザンチーズ カップ1/4
タイム 2枝 4cmくらいの生葉を使う
オリーブ油 大さじ2+カップ半
塩 少々
こしょう 少々
【作り方】
1.フライパンにオリーブ油をしき、牛肉、にんにくみじん切り、エシャロット、マッシュルームを軽く炒める。
2.1を火からおろし、かぼちゃペースト、パルメザンチーズ、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせる。
3.餃子の皮に2をひとつづつ包んでいく。
4.フライパンまたは中華鍋にオリーブ油を入れて強火で熱し、まるごとのにんにくとタイムを入れて香りをつけ、3をきつね色になるまで4~5分揚げて、できあがり。