ドロワット&インジェラ|エチオピア料理

エチオピアの代表的な料理2品

かのシバの女王とソロモン王の伝説を受け継ぐ、アフリカ最古の独立国エチオピア。国土の大部分がエチオピア高原を中心とする高原で、コーヒーの原産地でもあります。

エチオピア料理といえば、バルバレ(Berebere)という辛い調味料と肉、野菜を煮込んだワットと呼ばれるシチューに、インジェラと呼ばれる発酵した穀物テフの粉から作った酸味のあるパンの2品が有名です。

インジェラは「雑巾をしぼったような味」と称する人もいて、好き嫌いが分かれるところですが、慣れないうちは小麦粉を混ぜればおいしく作れます。

ここでは、小麦粉と、入手の難しいテフ粉の代わりにそば粉を使用。発酵まで少し手間がかかるのですが、焼き上がりにフツフツした気泡ができたら、ぐっと本物っぽくなりますよ。

以下の動画はエチオピアのインジェラの作り方&プレートでの焼き方です。参考になさってください。

エチオピア料理について詳細

インジェラ&ドロワット Injera & Doro Wat レシピ 4人分
【材料】
<インジェラ>
そば粉 カップ1 現地では雑穀のテフ粉100%を使用
小麦粉(または大麦粉) カップ半
ベーキングパウダー 小さじ1/2
ヨーグルト 大さじ2
水 適量
塩 小さじ1/2

<ドロワット>
鶏肉 400g 手羽元
たまご 2個 ゆでたまごを作って殻をむいておく
たまねぎ 1個 みじん切り
にんにく 1かけ すりおろす
しょうが 小さじ1 すりおろす
レモンジュース 小さじ1/2
植物油 適量
パプリカ粉 大さじ1
クミン 小さじ1/4 粉状のもの
カイエンペッパー 小さじ1/4 粉状のもの
ターメリック 小さじ1/4 粉状のもの
塩 少々
こしょう 少々

【作り方】
1.インジェラを作る。ボウルにそば粉、小麦粉、ベーキングパウダー、ドライイースト、ヨーグルトを入れ、ホットケーキの素くらいの固さになるまで水を加えてよく混ぜる。
2.6にぬれタオルをかぶせて30分以上(できれば丸1日)常温に置いて発酵させる。

※ベーキングパウダーとヨーグルトを加えずに、イーストを加えたり、常温に長時間置いて発酵させる方法もあります。

3.ドロワットを作る。鶏肉に塩とレモンを振りかけ、もみこむ。冷蔵庫で30分ほど寝かしておく。
4.フライパンに植物油をしき、たまねぎ、にんにく、しょうがを色づくまで炒める。塩、こしょうで味付けする。
5.パプリカ粉、クミン、ターメリック、カイエンペッパーを2に加えてよく混ぜながら炒める。
6.5に鶏肉を入れる。煮立ったら水500mlを加え、鶏肉が柔らかくなって汁にとろみが出るまで、ふたをして弱火で30分以上煮込む。この間、水が少なくなったら少しずつ足す。
7.4にゆでたまごを入れ、10分ほど煮込む。

8.ホットプレート(なければフライパン)にうすく植物油をまんべんなくのばし、2のインジェラの生地をプレートの外側からおたま一杯分、大きさに合わせて流し込み、20秒間ふたをして片面だけ薄く焼く。焦がさないように気をつけ、表面がふつふつ泡立って固まってきたら火からおろす。終わったら次のインジェラを焼く。
9.7のドロワットと、インジェラをお皿に盛ってできあがり。

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