南スーダンの料理
南スーダン共和国 Republic of South Sudan | アフリカ →この国の料理のレシピ・リンク集|世界料理マップについて
アフリカでもっとも新しい国
2011年7月に、住民投票によりアフリカの53番目の国としてスーダンより独立した南スーダン。アラブ系のイスラム教徒が多い北部に対して、南部はキリスト教やアミニズムを信仰する土着部族の多い地域で、同じ国内でも、もともと文化背景が違っていました。Sudanにはアラビア語で「黒い人」という意味があり、南部の方が本来その名にふさわしいということで、南スーダンという国名に決定したといいます。また、熱帯雨林のある多湿な熱帯気候であり、砂漠地帯の多い北部とは気候も異なります。↓クリックすると詳細な グーグルマップが見られます。 |
南スーダン |
スーダンは南北とも古来より、多くの国と国境を接していることから、さまざまな外来文化が伝わってきました。南部はエチオピアやケニアの影響が強く、それらの国々と共通した料理もたくさんあります。
多くの川や湿地帯が広がって、動植物や魚の種類がたくさんあり、本来はスーダンの中でも食の豊かなエリア。アシーダ一緒に、カジャイク(Kajaik)という干魚の入ったシチューや、モロヘイヤスープ、ケニアなどと共通するニャマ・チョマなどがよく食べられています。
また飲み物は、アラギ(Aragi)という、もろこし(コウリャン)やなつめやしの実などから作られる、非イスラム教徒が楽しむ強いお酒がポピュラーです。
■参考文献
著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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