パレスチナパレスチナの料理

パレスチナ自治政府 Palestine |中東  →この国の料理のレシピ・リンク集世界料理マップについて


パレスチナ自治政府は、中東のヨルダン川西岸地区とガザ地区に領地を擁する、1994年に設立されたパレスチナ人による自治機関。公用語はアラビア語で、イスラム教徒が大多数。首都はユダヤ人国家のイスラエルと同じエルサレムとしていますが、現在、エルサレムがイスラエルの領土内にあるため、ラマッラに首都機能を置いています。国連に加盟する193ヶ国のうち132ヶ国がパレスチナを国家として承認していますが、日本は2013年現在、まだ承認していません。
中東
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パレスチナ地図パレスチナ人は、パレスチナの地の先住民。イスラエルとの紛争はよく知られている通りですが、いにしえの歴史的な経緯から、ヨーロッパや北アフリカなどから入植したユダヤ人移住者がもたらした食べ物は別として、料理に関しては両者とも似通ったものだといえます。

たとえば、パレスチナと地続きのシリア、レバノンなど東アラブ(レバント地方)一帯でよく食べられているファラフェルや、ひよこ豆のペーストのホンムス(フムス)など。しかし、ペルシャあたりから伝えられたとおぼしきアラブ系の炊き込みごはんの料理(たとえばマクルーバ)は、イスラエルではあまり見かけず、パレスチナやシリア、ヨルダンならではのものかもしれません。他に、挽き割り小麦(ブルグル)に肉を詰めて揚げたキッベ、パセリサラダのタブーリなどのレバント地方の料理もポピュラーです。

興味深いのは、仲の悪いイスラエルでも、料理では交流が見られることです。たとえば、中央ヨーロッパから来たユダヤ人がもたらした、肉を揚げたシュニッツェルが、パレスチナ人の間でも人気だったりします。


■参考文献


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、世界の料理レシピ・ミュージアム館長。
2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、料理講師、レシピ開発のほか、在日大使館や大使公邸などでのシェフとしても活動。
プロフィール詳細
著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)

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面積 6,220km2
人口 約430万人
首都 エルサレム、最大の首都:ガザ
住民 アラブ人(パレスチナ人)が大半
言語 アラビア語
宗教 イスラム教が大半
建国 -




■この国の料理&文化がわかる本

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