モルドバ(モルドヴァ)共和国 Republic
of Moldova |
NIS(旧ソ連〜ヨーロッパ)
独自のアイデンティティを打ち出す旧ソ連の国 ルーマニア、ウクライナと国境を接する東ヨーロッパの内陸国モルドバ。かつてソ連邦の一部で、その崩壊とともに1991年に独立しました。
モルドバ人はもともと、お隣のルーマニアと民族も言語もほぼ同じで(ルーマニア北部にはモルドバという地方もある)、ソビエト占領時代に政治的な理由で分けられた経緯があります。現在では、ロシア正教を信仰する人が多く、ルーマニアに統合されたくないと考える国民が大多数を占めることから、モルドバ独自のアイデンティティを打ち出そうとしているようです。また、ウクライナとの国境にあるドニエストル川東岸には、沿ドニエストル共和国という、ソ連時代の社会主義を掲げる国際的には非承認の国家があり、ここにはルーマニア系、ウクライナ系、ロシア系の住民がそれぞれほぼ1/3ずつ暮らしています。
|
|
|
さて、そんなモルドバの料理は、16世紀からオスマントルコの占領時代を経験したルーマニアと同様、トルコ料理の影響を受け、またソ連時代には、ロシア、ウクライナ料理の影響を受けました。
もともと豊かな自然と肥沃な土地を持ち、豊かなぶどう(モルドバのワインは名産品として知られ、日本にも輸入されている)をはじめ、野菜や肉、乳製品、穀類を生産してきました。国民食ともいえるほどポピュラーなのは、ママリーガ(Mamaliga)という、コーンミールで作るポレンタのようなねりもの。これを、さいの目切りにして油で炒めた肉やチーズ、クリームと一緒に煮込んで食べます。
ほかには、パプリカを使った煮込み料理のグヤーシュや、サルマーレ(ロールキャベツ。ぶどうの葉で具を包むこともあるよう)、グリルした肉、またロシア、ウクライナ料理のボルシチやペリメニ(サワークリームをかけた水餃子のような料理)などもポピュラーです。
■参考文献
※上記の解説は逐次、更新します。
|
モルドバ
| 面積 |
3万3,840km2 |
| 人口 |
約3万3,840km2 |
| 首都 |
キシニョフ(キシナウ) Kishinev |
| 住民 |
モルドバ人(ルーマニア人)(64.5%)、ウクライナ人(13.8%)、ロシア人(13.0%)、ガガウス人(3.5%)、ブルガリア人(2.0%) |
| 言語 |
ロマンス語系のモルドバ語(公用語) |
| 宗教 |
キリスト教(正教)が優勢 |
| 建国 |
1991年8月27日
(ソビエト連邦より独立) |
|
|
英語版地図
 |