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旧約聖書で「乳と蜜の流れる地 Land of Milk and Honey」 といわれたイスラエル。独立前は荒れ果てた土地だったところを、キブツと呼ばれるイスラエル特有の農業共同体が中心になって、農牧地を大規模に整備した賜物でした。 現在では、食料自給率の高い国となっています。
先の移民料理のほか、土着の料理としてイエメン料理も。25世紀も前にこの地を追われ、アラビア半島の南東の一角に暮らしていたものの、イスラエル独立ともに帰ってきた人々。香辛料をきかせた辛い料理や、カハルという、動物の乳房を焼いてミルクを取り除いた料理、バッタなどを食べるといいます。 また彼らは、ヒルベというトマトピューレとフェネグリーク、にんにく、黒コショウ、唐辛子などを混ぜた辛い調味料を使います。
聖書の中に登場する、ガリラヤ湖でとれるセントピータースフィッシュ(聖ペトロの魚)も。カサゴの一種で、ガリラヤ湖のほとりのレストランで焼いたものを食べさせてくれます。
ユダヤ教にゆかりの料理も。まず種なしパンのマッツォ(ボール状のものをチキンスープに入れて食べたり、チョコレートのついたお菓子風のマッツォが市販されています)。また、安息日である土曜日のためのシチューのようなチョレント(安息日には火を使ってはいけないので、前日からオーブンにかけておける料理が発達している)。
ファラフェルなど、パレスチナの地に古くからある料理も。また、ゴラン高原ではワインの生産が盛んです。
■参考文献
タイムライフブックス 世界の料理 「中東料理」(ハリー・G・ニクルス著)
The Food of Israel (シェリー・アンスキー著)
※上記の解説は逐次、更新します。
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