東ティモール国旗 東ティモールの料理

東ティモール(東チモール)民主共和国 The Democratic Republic of Timor-Leste | アジア  →この国の料理のレシピ・リンク集世界料理マップについて


ポルトガルの影響を受けた食文化

インドネシアの東、パプアニューギニアに近い熱帯性気候の島国、東ティモール。16世紀にポルトガルによって植民地化され、その後、島の西側をオランダが占領し、現在はインドネシアの領土に。1975年の独立宣言後、インドネシアによる併合宣言をこうむられたものの、2002年になってやっと主権を回復しました。
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東ティモール
東ティモール

東ティモール東ティモールは、メラネシア系の原住民のほか、長いポルトガル統治の歴史から、文化的にポルトガルの影響を受けています。

たとえばキリスト教徒(カトリック)がほとんどを占め、現地のテトゥン語とともにポルトガル語が公用語。料理にもポルトガルの影響が現地の土着文化とミックスしています。

東ティモールでは米を主食にするなど、ナシゴレンやミーゴレン、魚とハーブの蒸し焼きイカン・ペペスなど基本的にはインドネシア料理と共通するものが多いのですが、ムスリムが大半を占める隣のインドネシアに対して、東ティモールの特に首都ディリあたりでは(イスラム教ではご法度の)豚肉や、オリーブオイルを好まれたり、ポルトガル人が南米からもたらしたキャッサバ、とうもろこしもお米の代わりによく食べられています。また中華料理などもポピュラーです。

また、かつてポルトガル人は、マレーシアのマラッカあたりから中国のマカオ方面と、東ティモール方面の2つの航路に分かれて船で往来していましたが、そんな交流の関係から、たとえばマカオ名物になったエッグタルト(パシュティシュ・デ・ナタ )を、現在、東ティモールの街角でも見かけることもできます。


■参考文献


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。
2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)

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東ティモール
面積 約1万4000平方キロ
人口 約92.5万人
首都 ディリ Dili
住民 テトゥン族等大半がメラネシア系種族で、その他マレー系、中華系等
言語 国語は、テトゥン語及びポルトガル語。実用語に、インドネシア語及び英語。その他多数の部族語が使用されている。
宗教 キリスト教99.1%(大半がカトリック)、イスラム教0.79%
建国 承認:1975年11月28日(ポルトガルより)、主権回復:2002年5月20日




■この国の料理&文化がわかる本

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