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エスニックタウン・マップ
地図をクリックすると、パリの鳥瞰写真やストリートが見られる詳細マップにジャンプします(by Google Maps)。
→実際に訪問される際は、パリの主要交通「メトロ路線図」を併せて参考になさってください。
パリのエスニックタウンについてパリのエスニックタウン・マップを作ってみました。 パリの街は東京と比べるとかなりコンパクト。メトロ(地下鉄)の路線も発達しているので、がんばれば主要なエスニックエリアを1日でざっと廻ることができます。交通の便のよい1区や4区あたりにホテルを取ると、なお廻りやすいかもしれません。 北駅や東駅の近くのストラスブール・サンドニ界隈や、シャトー・ルージュ付近のムスリム・タウンは治安の良いエリアではなく、昼間でも、これ見よがしに写真を撮影できる雰囲気ではありませんでしたので、夜は避けた方がよいと思います。ちなみに今回は、ベルヴィルのクルド料理店や、13区の中華・インドシナ街に夜に出掛けたのですが、このエリアは大通りを歩いている限りでは、あまり問題ないようでした。 パリのエスニックタウンのいいところは、何といっても料理がおいしいこと!特にベトナム麺フォーの繊細なおいしさは、ある意味で、本国の上を行くのではないかと思うほど。さすが、美食の国フランスだけのことはあります。 パリ20区の郊外にもエスニックタウンがあるそうですが、今回は時間の都合でパス。機会があればまた調査に行きたいと思っています。 パリのエスニックタウン・リスト |
パリの書店で見つけたエスニック・レシピ本
フランスの移民のバラエティさは、書店の料理本コーナーでも察することができます。旧植民地を中心に、世界各国のレシピ本がそろっていて、なかなか圧巻でした。 美食の国というだけに、料理写真が豊富で盛り付けも美しく、フランス語があまりわからなくても十分、楽しめます。
左から、カビル族(北アフリカの砂漠の民ベルベル人の一部族)、レバノン、アルジェリアの料理本。こんなマニアックな本も探せばいろいろ見つかる。 | 2004年度の世界料理本アワードのグランプリに輝いた、カリブ海のアンティル諸島の料理本シリーズ。ジョエル・ロブションらミシュランの3つ星シェフが序文を寄せる、フランスならではのレシピブック。 | Liliane Otalの各国レシピ・シリーズ。左はフランス語圏の島々(フランスでは、アフリカのマダガスカルやレユニオン、カリブのマルティニークやグァドループ、南太平洋のタヒチなど、旧植民地や海外県の島をまとめてDes Ilesとくくることが多いよう)、右はチュニジア料理のレシピ本。 |
↑にむらじゅんこさんによる、パリのエスニック料理店を巡るのに便利な一冊。
パリに行かなくても、読み物としても楽しめますよ。