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バルバドス|木曜は国旗弁当の日!


barbados

イギリスと関係の深いカリブ海の島国

オリンピックの開会式入場順に、毎週、国旗と郷土料理からその国の魅力を知っていく「木曜は国旗弁当の日!」、今週はカリブ海に浮かぶ旧イギリス領の島国「バルバドス」の国旗弁当です。

カリブ海には、ジャマイカやトリニダードトバゴ、バハマなど旧イギリス領の国がいくつかありますが、バルバドスはその中でもイギリスと関係の深い国だといわれます。

というのも、首都ブリッジタウンはカリブ海の中でイギリスがもっとも早く築いた都市でしたし、かつて英国航空がロンドンからコンコルドを飛ばしていた数少ない国のひとつでもありました。

住民はアフリカ系が多いのですが、バルバドスがカリブ諸国の中でも裕福な国のためか、ジャマイカのキングストンのような荒んだ感じがありません。古き良き英国の気品が残っているような、そんな島なのです。

西アフリカ由来の料理

で、食べ物の方は、悲しいかなそこもイギリスなのか(苦笑)、近隣にあるフランスの海外県マルティニーク島やグァドループ島ほど洗練された料理はないように思います。

バルバドスで衝撃的なのは、レストランのメニューに「dolphine」の文字をたびたび見かけることです。え、イルカを食べるの…と、最初はぎょっとしたのですが、これはハワイなどでも食べるマヒマヒことシイラという白身魚を、バルバドスではなぜかドルフィンと呼ぶだけのことだそうです。安心してください(笑)。

それはともかく、アフリカから奴隷として連れて来られた先祖を持つ人々が多く住んでいるためか、バルバドスでは、西アフリカ由来とおぼしき料理をたびたび目にします。

今回お弁当に使った、青バナナのフライ「フライド・プランテテーン」もそのひとつ。調理用バナナとも呼ばれるプランテーンは、カリブ海全域でもポピュラーな食材で、甘味のない、バナナというよりはじゃがいものような食感を持っています。

国旗の水色の部分は、これまでもたびたび使ってきた、たまごの白身と紫いもを化学反応させた”炒りたまご”。ケミカルな薬剤は、もちろん使っていません。

他にバルバドスの代表的な料理としては、トビウオのフライや、西アフリカのフーフー&シチューもしくはアメリカ南部のコーングリッツなどに通じる「カウカウ」などがあります。トビウオのフライとカウカウは、セットで食べることが多いようです。

後者のレシピをリンクしておきますので、興味がありましたら作ってみてくださいね。

カウカウ・レシピbarbados

バルバドス国旗の解説

バルバドス料理について詳細

profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作:「しらべよう!世界の料理」全7巻(ポプラ社 2017)


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