韓国・ソウルのウズベキスタン人街|シルクロードの料理
韓国で中央アジアをプチ体験
多くの日本人にとって、ウズベキスタンは遠い国というイメージがあるかもしれません。しかし意外にも、お隣り韓国でウズベキスタンをプチ体験できるのです。ここで慣れておいて、いざ本国を旅するのもよいかも。というわけでソウルの中央アジア人街を訪ねてみました。
サマルカンド 旧貴族家庭の料理|シルクロードの料理
レストランとは違った料理
奈良(平城京)、開城(高麗)、西安(=長安。唐)と、これまでシルクロード各地の王朝の首都に受け継がれた宮廷料理を紹介してきましたが、ウズベキスタンではそういったお店を見つけることができませんでした。そこでせめてもと思い、20世紀初頭のロシア帝国占領以前の貴族の血を引くというサマルカンドの上流家庭を訪ね、食事を体験させていただきました。
ラグマン(ラグメン)|シルクロードの料理
シルクロードらしい食べ物
ウズベキスタンの名物料理のひとつラグマン(ラグメン)。中国から西に伝わった小麦粉麺を使った、もっともシルクロードらしい食べ物のひとつといえるかもしれません。ここにウズベキスタンのほか、新疆ウイグルや他の中央アジア諸国のラグマンの地方ごとの違いを見ていきましょう。
2010年12月30日ウズベキスタンの食べ物|シルクロードの料理
シルクロード中心地の料理
中国に続き、シルクロードのほぼ中間あたりに位置する中央アジアの国、ウズベキスタンを旅してきました。料理は中国からどれくらい変化しているでしょうか。
2010年11月16日西安 庶民の伝統食|シルクロードの料理
目を引くとうがらしの赤い色
中国の中央に位置するシルクロードの東の拠点であり、唐の時代には世界最大の国際都市として繁栄を極めた長安=西安。現在も、エキゾチックな東西交易の文化の名残りを色濃く残す街です。そんな西安の巷をぶらぶらと歩き、市民の伝統食を垣間見てきました。
2010年11月14日西安・唐の宮廷料理|シルクロードの料理
楊貴妃の時代の料理が今に
西安に行ってきました。秦の始皇帝の時代以前から千年以上も王朝の首都であり続け、唐の頃にはシルクロードの発着点として繁栄した、かつての長安です。遣唐使時代の奈良(=平城京)からここまでたどり着くと、歴史の重みを感じずにいられません。というわけで、今回は西安の食についてリポートしてみます。
2010年10月21日中国の麺料理|シルクロードの料理
麺の生まれ故郷へ
シルクロード各地の料理を巡る旅、次は中国です。中国西北地方は麺の故郷として知られていますが、その代表的な麺料理を確かめるために、まずは国中の料理店が集まる中国の首都・北京を訪ねてみました。以下は、ごく代表的な中国の麺料理の数々です。
2010年09月28日高麗王朝の宮廷料理|シルクロードの料理
ソウルで味わう貴族の料理
高麗は英語のコリア(Korea)の語源になった朝鮮半島で栄えた王朝(918-1392年)。韓国食文化の黄金時代であり、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」などに見られる後の朝鮮王朝宮廷料理のルーツです。ソウルにその料理の伝統を今に伝えるお店があると聞き、訪ねてみました。
2010年08月08日冷麺
朝鮮半島の代表的な麺料理
奈良・平城京は、朝鮮半島の王国・百済と深い関係にありました。朝鮮半島の麺料理といえば、漢江を境に、南のカルクッス(うどん風温麺)と北のネンミョン(冷麺)が知られた存在。特に平壌の冷麺は、全州のビビンバ、開城のクッパ(温飯)とともに王朝時代の三大名菜といわれる逸品です。そこで本場の韓国・朝鮮で冷麺をリポートしてみました。
2010年08月03日日本最古の麺 奈良|シルクロードの料理
索餅(さくべい)とそうめん
シルクロードは、「絹の道」であったと同時に「麺の道」でもあったといわれます。日本最古の麺は、奈良時代に唐から伝わった「索餅(さくべい。麦縄(むぎなわ)と呼ぶことも)」(平城京の宮廷料理の記事参照)。この索餅が、そうめん誕生のもとになりました。
2010年07月28日平城京の宮廷料理 奈良|シルクロードの料理
ヘルシーな古代貴族の料理
2010年、平城遷都1300年祭でにぎわう奈良で、現代に再現された平城京の宮廷料理をいただいてきました。シルクロードを通じて大陸から伝わった食材や、今の私たちにおなじみの料理のルーツもちらほら見られる興味深い食事だったので、リポートしてみます。
2010年07月21日シルクロードの料理
和食のルーツをめぐる旅
2010年、奈良は平城遷都1300年目を迎えました。奈良はシルクロードの東の終着点でもあり、当時、大陸からさまざまな文化が伝わりました。料理もしかり。そこで、奈良から、西の終着点であるローマまでの陸のシルクロードをたどり、現在の和食のルーツをめぐる旅を、断続的に行っています。