2011年06月07日


料理は、"無形"という範疇で文化遺産になり得るのですね。以下、2011年6月7日付の読売新聞の記事「意外!文化遺産レースで後れをとる日本料理」より。
日本料理の普及に取り組むNPO法人「日本料理アカデミー」(京都市中京区)の代表者らが6日、京都府庁(上京区)を訪れ、山田知事に対し、日本料理が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の「無形文化遺産」に登録されるよう、政府への働きかけを要望した。
訪れたのは、NPO理事長で、料亭「菊乃井」主人の村田吉弘さん(59)ら。すでにフランス料理、メキシコ料理、地中海料理といった料理が無形文化遺産になっており、韓国の宮中料理も今秋、アジア料理としては初めて登録される見込みという。
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読売新聞「意外!文化遺産レースで後れをとる日本料理」(2011年6月7日付)より
高級フランス料理と、メキシコ伝統料理、地中海料理(イタリア、スペイン、ギリシャ、モロッコが共同申請したそう)は、2010年11月に食文化として初めてユネスコの無形文化遺産に登録されました。ほかに、経緯はよくわかりませんが、クロアチア北部の伝統菓子であるリシター(Licitar=クロアチアのジンジャーブレッド)作り(写真で見ても、工芸品のようにとても美しいお菓子です)も登録されたとか。
韓国の宮中料理はすでに韓国国内で重要無形文化財になっていて、記念切手がシリーズで発行されているほど(そのうちの1枚"ビビンパ"を、このサイトのフッタで紹介しています)。
日本では、1900年に世界初の料理切手といわれる、大正天皇の婚儀の際に発行された「三日夜餅」以来、料理切手が発行されたのはほぼ皆無。ましては料理を文化遺産にするという発想自体がこれまでほとんどなかったと思うので、これを機に、文化遺産として和食が見直され、世界でも認められてほしいものですね(あの美しい京懐石なら、うまくすれば登録はほぼ間違いなし、と勝手に思っています(笑)。
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モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
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