2010年11月21日

タジンや|モロッコ料理|外苑前

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砂漠の民・ベルベル人の料理

※最新来訪日:2012年10月30日

【外苑前】2010年8月にオープンしたモロッコ料理店。サハラ砂漠ツアーの入り口としても知られるモロッコのメルズーカ(Merzouga)村にあるホテル・リヤド・マムーシュの直営レストランで、日本でもおなじみになったタジンをはじめ、砂漠の民・ベルべル人のシェフが作る本格派モロッコ・ベルベル料理がいただけます。

上写真は、野菜や豆がたっぷり盛られた、彩りも美しいベルベル・スタイルのクスクス(クスクスの粒が中に隠れています)。トマトベースの少しスパイシーな薄いスープをかけていただきます。鍋はもちろん、モロッコ製の素焼きのタジン鍋。タジンはもともと、水が貴重なモロッコの砂漠地方で活用されている鍋ですので、このベルベル式が、タジン料理の原点といえるかもしれません。

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タジン鍋。素朴な素焼きのモロッコ製。右写真はチキンタジン。あっさりした味付け。

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左写真は少し凝ったケフタ(牛肉のミンチボール)タジン。右写真は牛肉のケバブ。こちらもインドやトルコのケバブのようにスパイシーではなく、塩、クミンのシンプルな味付け。他にチキンのケバブもあったが、羊肉はなかった。

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アルガンオイルを使ったアボカドのサラダと、きゅうり、トマトを使ったモロッコ風サラダ。どちらも野菜たっぷりのさっぱり味でうれしい限り。

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左写真は8種類の野菜をペーストにしたスープ、右写真はセガルという鶏肉のミンチ入りモロッコ風揚げ春巻き。トルコ料理風で、こちらもあっさりとした味付け。

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金曜日の夜はフリーチャージでベリーダンスのショーが行われる。続いて、「砂漠のブルーマン」(六本木で公演中のニューヨーク・オフブロードウェイ発のパフォーマンスショー「Blue Man Group」にかけた)こと、ベルベルの青い民族衣装に身を包んだ店のスタッフ(全員ベルベル人)による、パーカッションのライブも。こちらは毎日行われるそう。何だかモロッコの砂漠の村に旅した気分だ。


タジンは、鍋に食材と調味料を入れて、無水のまま弱火でコトコトゆっくり煮込みます。決して凝ってはいないけれど、円錐形のフタをしたタジン鍋で肉・野菜を蒸し煮することで、栄養分や食材の旨みを逃さない合理的な調理方法です。

さらに、こちらの店では、ベルベル人の伝統的な民間治療薬であり、ビタミンEが豊富で美肌やアンチエイジングにも効果があるというアルガンオイルを料理に使用しています。アルガンオイルは普通に買うと高価ですから、女性にはうれしい限りですね。

料理は40種以上のスパイスを使っているそうですが、インドや中東と違ってあっさりした味付け(味を足したいときのために塩やクミンが各テーブルに備えられています)で、辛くはありません。

さて、今回はその魅力的な名前に釣られて「サプライズコース」というコースを頼んでしまったのですが、少人数ではボリュームが多すぎでした(汗)。大勢で訪れるか、少人数の場合はアラカルト、もしくはもっと品数の少ないコースがおすすめです。

また、おひとり様用のカウンター席があり、ランチは食べ放題で1000円ともっとお手頃価格のようでした。ランチにもタジンがメニューに含まれるようですので、お近くの方はぜひ。


モロッコ タジンや
東京都港区南青山3-2-3 カトレアビル2F
Tel. 03-3405-6018
http://www.morocco-tajinya.com/

■営業時間:11:30-15:00、17:30-23:00
■定休日:月



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profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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